《パン・ド・ミ(6)》
ルヴァンリキッド+リスドォル

焼:2020年 7月 11日

 2日に分けてのパン作り第8弾で、「パン・ド・ミ」のリベンジ第3弾です。今回は、キッチンエイドのスタンドミキサーが届いたタイミングで、それを試すことにしました。



 7月10日(金)にキッチンエイドのスタンドミキサーが届いて、帰宅後すぐ玄関先で梱包を解きました。


 いつもの「柳宗理」のボウルではなく、キッチンエイドスタンドミキサーのボウルをそのまま使いました。背が高く、カメラのフォーカスがもっていかれました。


 水、サワークリーム、バター以外を投入したところ。いつもであれば、ていねいに混ぜ合わせるのですが、あえてせずに、スタンドミキサーの性能を試しました。


 水を加えていよいよスイッチオン! ワクワク!


 最初の5分は低速で。


 あっという間にひとまとまりになり、速度は「2」へ。バターなしでここまで手ごねでまとめるのは大変。手がベタベタになっちゃうから。さすがマシンにはかないません。脱帽の瞬間。


 レシピ通り終了4分前でバターを投入してから変な雲行き。バターが上に上がってしまい撹拌できず。スイッチをオフにし、念のためプラグを抜いてからヘラで掻き落としました。でも生地を固まりで持ち上げられない感じ。手ごねの方がうまいかも。


 途中スイッチをオフにして休ませながら、定格の15分を越えて合計17分くらいで終了。バター投入のタイミングなど、レシピ通りの時間ではなく、状況を見て判断した方がよさそうです。ここまでゴム手袋が全く汚れなかったのが、不思議な感じ。当たり前だけど。


 ガラスのボウルに移し替え。手で丸めていないので、きれいな丸みが出ていません。こね上げ終了時の生地の温度は25.6℃。あんなに振り回されていたから、摩擦か何かでもっと温度が高いかと思いました。


 例のごとく、冷蔵庫に入れて低温熟成に入ります。1日目はここまで。続きはまた明日。


 

 翌日は土曜なので、24時間待たずに朝からパン作りすることにしました。


 ふくらんだものを、一旦つぶします。思ったほどべたつかず、きれいにボールのようにまとまりました。


 改めて一次発酵。40℃1時間30分で十分発酵しました。今度はベタベタ。スチーム発酵でない方がいいのかも。いや、むしろ一次発酵のやり直しはしなくてもいいのかも。プロに聞きたいです。生地の温度は26.4℃。


 

 240gずつ4つに分けてベンチタイム。ベンチタイム前は28.8℃、15分後は29.0℃。ほぼ変わらず。打ち粉をたっぷりしないとベタベタでまとまりません。「一次発酵やり直しをしなくてもいい」説は、この状態から考えました。


 丸めなおし、2つずつパン型に入れてドリュールを塗ったところ。


 35℃1時間30分2次発酵させて異変が。くっついてしまいました。目を離したのがいけなかった。基本のキ。

 くっついたまま焼きました。売り物になりません。情けない姿。


 くっついたままでは取り出せないので、パン切り包丁で切り分けました。アルミホイルをしっかりかぶせられなかった部分は、焼き色が濃く、硬くなってしまいました。残念。あとは味で勝負。いただくのは、例によって明日朝。匂いで判断する限りでは、おいしいと思います。まだまだ修行が足りません。


 

焼き色はいいけど、かなりしわくちゃ。焼きが弱かったか?


 最大厚切り。高さはないけど、長さはあります。味は、まあまあ。準強力粉の影響か、しっとり感はありません。
 この疑問を解くために、次は同じレシピを国産小麦で試してみたいです。