《KIBIYAベーカリーのパン》

買:2019年 11月 24日

 11月24日、前田舜敏先生の個展を観に鎌倉へ行ったついでに、周辺の下調べをした際に見つけたパン屋さんに寄ってきました。
 Google マップで駐車場を探している時に偶然見つけたもので、ハード系のパン屋という触れ込みに興味を持ちました。レビューに2階で買ったパンを食べられるとも書いてありました。
 実際に行ってみると、通りに面したお店が見当たりません。もしかしてと、他の店舗の裏(横)をのぞいてみると、それらしきお店を発見しました。お店の中は薄暗く、お店の作りも時代を感じさせるレトロな雰囲気が漂い、まさかこんなところにこんなパン屋があるとは…という気持ちを例えて言うなら、千と千尋の世界に紛れ込んだような錯覚を覚えました。(取材に行った訳ではないので、写真はありません。言葉からイメージだけ膨らませてください。)
 レビューに書かれている通り、全粒粉が主体のパン作りでした。お昼過ぎでたくさんの種類のパンがすでに焼き上がっていて、迷ったあげく、チョコパンと、おそらくメインのパンではないかというものを買いました。レビューに反して、もう2階では食べられなくなったとのことだったので、家に持ち帰って食べました。チョコパンのチョコは、毎日食べているカカオ75%のビター系チョコじゃないかと思うほど違和感なく、でもパンは確かにハードパンで、両面焼きしたような感じでした。もう一つの発酵かごを使ってブール(丸型)の何分の1の方は、外はハード系、中はしっとりで、なるほど噛めば味わいのわかるパンでした。

 パン屋さんの数だけパンの特徴もこんなに違うのか、とまた思い知らされました。