《メゾンカイザーの食パン》

買:2020年 6月 3日

 メゾンカイザー相模大野店の食パンを手に入れました。2斤のハーフカット、つまり1斤分です。2斤で3つの山型パンなのですね。ハーフカットは写真に撮ると、無残です。真っ白な小麦粉がかかったこのフランス食パンは、相模大野店限定だそうです。購入は2回目。
 ファーストインプレッションは、準強力粉のいい香り。バターの香りがしない分、小麦粉の香りが全面に引き立ちます。香りの中に糖類の甘い匂いも感じません。小麦粉勝負、と言ったところかな?


 いつもの2~2.5㎝スライスで、切れ端を含めて5枚しか切れませんでした。これで税抜き300円は、高いとみるか、安いとみるか。ミミの硬いフランスパンだからなのか、焼きたてだからなのか、紙の袋に入っていました。ミミの硬いフランスパンが、ますます固くなってしまうような気がします。パン切り包丁を入れると、外の固さとは裏腹に、中はしっとりしていることが手応えでわかりました。
 市販のパンが増えたわけは、緊急事態宣言が解除され、6月1日から通常業務に戻り、平日のパン作りが困難になったためです。ルヴァンリキッドばかりが継ぎ足しで増えていってしまいます。
 いただくのは自作パンと同様、明日の朝。


 翌朝。断面上部はけっこう大きな空洞。形は前方後円墳みたい。トーストもせず、イシイのハンバーグを挟んで食べました。ミミは確かに硬いけど、中はしっとり、うまい。小麦粉本来の味を味わえました。


 もう一つ、昼のお弁当に、チーズ、ハム、レタスを挟んで持っていきました。(朝も昼も同じパンかい!)
 白い小麦粉の粉は味には関係ないけれど、写真写りがいい。食すと、これまたうまい。挟んだ具の味を生かしつつ、パン自身もうまい。最近、に志かわの高級食パンやあちこちの生食パンに触発されて、甘系のパン作りが増えているけれど、ここでもう一度原点回帰しなくては。