《フランスパン(3)》

焼:2019年 9月 8日

相模大野のメゾンカイザーで、ボーノ相模大野店限定のハード系食パンを買ってきました。
それを参考に、白パン系のフランスパンを作ろうと思い、レシピを考えました。
砂糖は発酵に必要な分の2gにとどめ、バターも加えず、強力粉と薄力粉の割合は4対1にして、分量的にはフランスパンのレシピにしました。またいつも失敗している夏場の水分量を少なめに抑えることで、クープ(切り込み)も成功しました。

出来上がりは白パンですが、分類はフランスパンにしておきました。素朴な、小麦本来の味わいでした。

次は強力粉と薄力粉を合わせた「フランスパンもどき」ではなくて、リスドォルやメゾンカイザートラディショナルの準強力粉を使って、フランスパンを作ってみたいです。


 メゾンカイザーボーノ相模大野店限定のハード系食パン。原材料を見ると、バターや生クリーム、卵はおろか、砂糖も含まれていませんでした。原料はまさにフランスパン。

 クラム(ミミ以外の部分)は、しっとりもちもちです。ただ、手作りパンのように、賞味期限は翌日まででした。
今回は、この味や食感をイメージしてレシピを考えました。

 フランスパンの材料は、ほんとにシンプル。これなら毎日苦もなく作れます。時間があれば…。

 バターを入れないので、べたつかず、まとめるのも簡単です。

 砂糖はたった2g。バターも入っていないので、発酵するか少し心配でした。

 正確に3等分。最後は重さを量って、誤差1g単位で調整します。

 ベンチタイムの前に、クープ(切り込み)を入れて、茶こしで強力粉をふるいました。カッターナイフのステンレス刃を使い、パン生地がつかないように、刃にオリーブオイルを塗っておきました。

 2次発酵もまずまずで、クープがしっかり開きました。

 白パンを意識して低温(弱)設定のため、焼き色は底面だけにしかつきませんでした。

 どう見ても白パンで、フランスパンには見えません。網の上で粗熱を取ります。クープはしっかり伸びきりました。

 中はしっとりもちもちでした。食感、味はほぼ再現できました。1個あたりの重さは、どれもぴったり122g。