
《パン切りナイフ》
買:2019年 8月 13日
ネットで注文していた「パン切りナイフ」が届きました。
注文したのは、三条刃物株式会社の「和NAGOMIシリーズ」のパン切り包丁です。「一生もの」というフレーズに引き込まれたのと、ネットでの評判を見ての決断です。「本当に良いものとは、一生、ずっとつき合えるものである。」同封のパンフレットにある、包丁づくりの信念だそうです。
今回は、焼きたてパンを切る難しさを感じて、1000円台の普及版や5000円台の中級高機能版がある中で、焼きたてパンに対応できるものということで、家庭用だけれど高級版を手に入れました。
黒い箱(紙製のハードケース)のデザインや、磁石を使った箱の開け閉めから、「これは捨てる箱として作っていないな。」と感じました。実際説明書をよく読んでみると、波刃は自分では研げないので、無料研ぎ直し券が入っていて、その時にこのケースに入れて送ってほしい旨が書いてありました。
箱や製品の細部に宿るデザインには、かつてワコムのペンタブレットを買った時にも同様に感じた、制作者の心意気に対する感激を覚えました。
さっそく昨日作ったパンを切ってみました。
予想通り切れ味良く、パンくずも全く出ませんでした。
お見事!

紙製?の黒いハードケース。同じデザインの厚紙で包まれていました。手前のふたが磁石でしっかりロックされています。

刃先には、安全のため(刃こぼれを防ぐため?)のキャップがついていました。握りやすさ、重さのバランスもすばらしい。他の高級パン切りナイフに見られる日本刀のような刃文はありませんが、鈍い光り方は美しい。握り部分は、美しく磨かれた木目とステンレスの象嵌。

パンにすっと食い込むような感じでした。切りながらの撮影はできませんでした。刃にパンの油分が残ります。手入れも大切。