
《バニラブレッド》
焼:2019年 8月 8日
次なる課題は、「柔らかく、翌日にも固くならない」です。ネットでレシピを探したところ、添加物を加えていない手ごねパンでは限界があることがわかりました。
それでも、今までより少しでも柔らかいパン作りをと考えた改良点としては、
①薄力粉を加える。
②予備発酵をさせる。
③牛乳や卵は使わない。
の3点を実施してみました。
初めての「バニラパン」の挑戦ですが、そもそもバニラパンの定義がわからず、ネットではメロンパンの派生的な有名なパンもありました。
今回はバニラビーンズを使い、前回の「レーズンブレッド」と同じく3つの固まりにして、スライスして食べるということで、「バニラブレッド」と命名しました。
バニラビーンズが2本600円と高く、最初は2分の1本で考えていましたが、茎を切り裂いて、中のバニラビーンズをスプーンでこそげてみると、たいした量には感じられず、予定変更して1本まるごと使いました。(レシピは変更後の数値です。)
用意したのに、慣れないせいか入れるタイミングを失してしまい、レーズンのように最後に混ぜたため、一カ所に固まってしまって、拡げるのに時間がかかりました。
想像したほどバニラの香りはしなかったものの、ドライイーストの匂いは抑えられたと思います。
また、今までで一番短い焼き時間(13分)で焼いたにもかかわらず、焼き色はしっかりついていました。
パン切りナイフで切る時に、なかなか思うように切れず、この時初めて柔らかいパン作りができたことを実感しました。
こうなると、切れ味のよいパン切りナイフがほしくなってしまいます。
ハムでも、ジャムでも、何をはさんでもおいしかったです。
「焼きたてのサンドをお店で食べたら高いだろうな。」とか、「このうまさはどこの店で食べるより最高!(焼きたてだから)」と思いながらぜいたくに頂きました。

右上は予備発酵したドライイースト。左上がバニラビーンズ。スプーンの先の黒いのが、一本分の全量。右下はスキムミルクと砂糖を水で溶かしたもの。

一次発酵前。

一次発酵後。

ベンチタイム後。すでに発酵が始まっています。

