《バニラブレッド(2)》

焼:2019年 8月 31日

ようやく休日になったので、レシピづくりを含めて完成まで3時間ほどかかるパン作りを、満を持して行いました。
前日の寝る前から、「明日はどんなパンを作ろうかなー。」と考えながら寝て、起きた時には決定しているという、10代の頃からの睡眠解決学習のクセが抜けません。
先日相模大野の「メゾンカイザー」で買った「パンドミ」(生クリーム入りの小型の食パン)の紙袋に貼ってあった原材料名からヒントをもらい、「卵を入れてみよう。」と思いました。「でも、生クリームがないぞ。」「そういえば、前に作ったバニラビーンズがあと1本残っているな。冷蔵庫でいつまで持つのかな?」と考えて、「バニラブレッド」に決定しました。

前回作ったバニラブレッドと違う点は、
①「ココットダッチオーブン」の容積いっぱいと思われる、小麦粉300gに挑戦。
②高さを出すために、6等分の球にし、二山ずつつける。
③フランスパンではないけど、クープ(切り込み)の練習をする。
④柔らかいパンを作るため、グリルの設定で『ケーキ/パン〔弱〕』を初めて試す。
です。

また、目指すパンのコンセプトは、前回と同じ「翌日も柔らかいパン」です。前回はバニラビーンズの香りが弱かったので、ドライイーストは、「とかち野酵母」を使ってイースト菌の香りをよくし、さらにバニラエッセンスも追加しました。

あとで写真を見ただけで、作りたての「香り」がよみがえります。夏場のせいか、水分量がまたしても多く、多少苦労しましたが、味や香り、柔らかさは合格点です。バニラビーンズだけで300円分かかっているので、商業ベースには乗りません。


 水分量がちょっと多く、べたついて困りましたが、なんとかまとめました。

 発酵も上々です。よーく見ると、バニラビーンズの小さな黒い点々が無数に見えます。

 本当は必要のないクープ(切れ目)の成功率は、半分くらい。柔らかすぎてボール状にならず、重力に負けてべたっとしていました。

 順調な2次発酵のおかげで、お互いが押し合い、形が保てました。

 クープを入れたためか、トップが丸くならず、四角いパンのような形に焼けました。

 ガスレンジの上に網を敷き、粗熱を取ります。

 グリルの設定が〔弱〕のためか、ミミまでほんのり柔らか。バターや卵の効果もあるかも。

 1ブロックが180gだったので、一食分は4等分にスライスして2枚にしました。

 翌日の朝食。ビーフシチューは前日の残り物。朝からぜいたく。