油絵新作スタート!

2019年8月、油絵の新作制作がスタートしました。4月の春陽展本展から数えて実に4ヶ月ぶりの冬眠から覚めました。
下準備は始まっていました。例によって宗仲寺に写真取材に行って、数ある写真の中から1枚を選びました。
また、過去に選外だった作品を木枠から外し、新しいキャンバスを貼りました。
そして、下絵となるデッサンを色鉛筆を使って描きました。

あとはいよいよキャンバスに向かいます。


 2016年第93回春陽展で選外になった「巨樹」を木枠から外しました。この木枠を再利用します。この時入選した作品は「乳根」でした。仕方ありません。ちなみに、外したキャンバスを外側向きで丸めると言いますが、それでも傷みがひどいので、今回から壁に貼りつるすことにしました。平面で置く場所はないので。

 フナオカキャンバスFキャン無き後は、いろいろ吟味してクレサンのNo.12にしました。No.13と迷いましたが、13は10m巻きで定価約19万もします。12も定価15万6千円もします。「いつまでもあると思うな」で、もう次を買わないとなくなりそうです。

 真っ白なキャンバスは大きく見えます。長辺が193㎝。きれいに貼れました。フナオカFキャンに比べると、膠の匂いが苦痛ではありません。

 色鉛筆で色の当たりを付けました。描き込めていない部分は、本番でも描けないところになります。

 ファーバーカステルの60色水性色鉛筆。スケッチブックや筆がセットになっているもの。頂き物ですが、かなり高い。

2019年08月10日