《レーズン食パン(2)》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 4月 28日

 前回のくるみ食パンに続き、今度はレーズン食パンです。前回は発酵に失敗し、散々でした。今回は?



 基本的には2斤用の「ハニーミルク食パン」のレシピに、レーズン70gを加え、砂糖を倍量にしました。干しぶどうは、ぬるま湯で柔らかくしておきます。その水はラム酒などいいだしが出るので、生地に入れます。
 2.5㎏の強力粉「春よ恋」は2袋目。1袋で食パンが5回作れました。


 パン生地をこねた最後にレーズンをたたむように混ぜていきます。


 若干水分量が多いようです。干しぶどうが水分を奪うと計算しましたが。


 一次発酵。石窯ドームオーブンスチーム発酵機能35℃1時間30分で、ガラスボウル山盛りにふくらみました。

 

 585gずつ2つに分けます。ベンチタイム前は27.5℃。30分後は27.1℃。変化が少なく、理想なのでは?


 「cuoca×CHIYODA」のパン型1斤2つにそれぞれ生地を丸めて入れます。丸めるとき、生地の表面が少し引きつれました。パン型にはスプレーオイルを吹き付けます。

 

 二次発酵。35℃1時間30分後。引きつれた生地の表面は、いびつな形になることがわかりました。ふくらみ具合は申し分ない感じ。溶き卵のドリュールを塗りました。


 200℃25分の「レーズン食パン」プログラムモードで焼成。他のモードとどう違うのか、プログラムの内容を知りたいです。こちらができることとして、8分で180°回し、次の8分でアルミホイルの帽子をかぶせ、焼き過ぎで固くならないようにしました。


 ふくらみは少し縮んで、いびつさはさらに増しました。


 天板には、オイルがたくさんしみ出していました。パン自体は油っぽく感じません。


 焼きたてはパリッとしていますが、粗熱を1時間ほどかけて取り、ビニールのパン袋に入れると、内部の水分が外に向かってしわしわで柔らかくなります。いただくのは翌朝。


 

 特にいびつな方をスライスしました。スライスしてしまえば、いびつさは気にならなくなります。


 朝食にしては豪華。ビーフシチューは昨晩の残り。パンは下2㎝くらいが詰まってやや固い感じ。この改善方法はわかりません。味は砂糖をいつもより増量して正解。端っこの切り落としも、苺ジャムを付けておいしくいただきました。