
《おいしい食パン(4)》
ルヴァンリキッド+ゆめちから
焼:2020年 1月 25日
「おいしい食パン」も4回目となり、完成形を目指します。準備から発酵、焼成まで5時間かかることを考え、朝7時から準備開始です。

前回同様、日常の食パンとしてコストを考えつつ、おいしい食パンにしたいと思いました。前回は、はちみつのチョイスで失敗しました。今回はリンゴのはちみつです。香りにくせはなく、高い糖度です。そこで前回よりも砂糖を減らしました。アルカリイオン水やリンゴ酢も使ってみました。
2.5㎏の国産強力粉「ゆめちから」をようやく使い切りました。1.5斤が6本も作れました。1本を600円と仮定すると、3600円相当。「ゆめちから」が賞味期限間近のため半額の500円弱の買い物はお買い得でした。2月上旬の賞味期限前に使い切れました。

こねる感触から、今回も水分量はちょうどいいと思います。再現性はいいです。そろそろミキサーがほしくなってきました。

一次発酵。今回も40℃1時間のスチーム発酵で時短できました。一次発酵をはしょると、最終発酵に悪影響が出ます。

ベンチタイム前。柔らかいけれど、きれいにまとまりました。

ベンチタイム後。毎回のことですが、発酵が進みます。

日常の食パンということで、パン型にバターを塗らず、ガラス繊維のオーブンシートを発注し、型紙を作って切り取り、敷きました。ぴったりにできず、しわになっています。

2次発酵は予定の40℃1時間30分で、これくらいです。これでもいいのですが、今回は限界までふくらませたいと思い、ここから10分追加しました。どうなるか…。

今回も石窯オーブン「食パンモード」オートの27分のままではなく、弱1の23分で焼き上げました。焼き色は濃すぎず自然です。日常の食パンなので、ドリュールは塗りません。インスタ映えはしませんが。

高さは最高記録更新の15㎝です。もうこれ以上は深いパン型にした方が良さそうです。サイドはオーブンシートを敷いたためか、薄い焼き色です。皮も薄いです。トップはしっかり焼けて、やや厚い皮です。焼成している時に、いい香りが漂っていました。味も香りに比例します。言うことはありません。
次の改良点がすぐに思いつきません。あえて言うなら、焼成の途中でアルミホイルをかけると、トップの焼き色がもう少し抑えられて、今より薄く柔らかいトップになるのではないかと思います。
