《おいしい食パン(11)》
ルヴァンリキッド+はるゆたか

焼:2020年 6月 21日

 2日に分けてのパン作り第2弾です。今回は「おいしい食パン」1斤×2に挑戦です。ここで言う「おいしい食パン」とは、バターも砂糖も塩も必要最小限のため、プレーンでおいしい食パンを指します。



 強力粉の分量は、1.5斤の400gに対して、1斤×2は500gなので、前回の「おいしい食パン(10)」を基に、砂糖、スキムミルク、バター、塩の分量もスライドさせました。ルヴァンリキッドだけは、同じ100gです。強力粉はふるいでよくふるいます。


 砂糖はふるいにかけるより、ぬるま湯に溶かしてみました。これでダマは残りません。


 前回の「おいしい食パン(10)」に引き続き、水分量はドンピシャでした。今回も手ごねで15分以上こねました。こね上げ直後のパン生地の温度は、来客があり、測り忘れました。


 冷蔵庫に入れておよそ24時間ねかせます。強力粉が前回より100g多いわけで、ラップの天井を突き破らないか、心配です。


 

 翌朝。ピンと張ったラップを突き上げています。夕方までもつかどうか。


 夕方、冷蔵庫に入れたボウルのラップを外すと、えぐれたようになっていました。


 もう一度ひとまとめにし、オーブンのスチーム発酵機能40℃1時間で、改めて発酵させてみました。


 思惑通り発酵しましたが、生地の温度はまだ低めです。


 482gずつ2等分してベンチタイム。生地の温度は23.5℃。まだ完全復活していません。


 30分のベンチタイム後。少しふくらみました。生地の温度は26.4℃。上がりつつあります。


 1斤のケースに入れ、溶き卵のドリュールを塗ったところ。


 二次発酵? 三次発酵? 35℃1時間30分で十分。


 縮むことなく、きれいに丸く焼けました。


 いい焼き色です。高さは17㎝。これ以上はオーブンに収まりません。焼成終了20分前にアルミホイルをかぶせた時、オーブンの天井につかえました。いただくのは、例によって明日朝。


 ところで。
 本日町田の富澤商店に行くと、「はるゆたか」2.5㎏の値段は税別1350円で、他の小麦と比べ最高値でした。手持ちの「はるゆたか」はとうとうおしまいなので、明日よく味わわなければ。
 余談ですが、富澤商店の店頭では、混雑していることもあり、小さな解説文はとても読めません。今度行ったら、片っ端から撮って、小麦粉の特徴理解の参考にしようと思います。


 

 翌朝。しわくちゃになり、少し傾きましたが、崩れませんでした。


 出勤前にゆっくりパンをスライスする時間的余裕はありません。切った感触は、いつも以上にふっくらやわらかです。


 ハム、チーズ以外の定番、イシイのチキンハンバーグです。パンとの相性がいいです。今回のパンは特に相性がよく、文句なしにうまい。くせがなく、素材の味を生かします。
 富澤商店の「はるゆたか」の説明 「北海道産小麦のもち感、しっとり感と小麦の味が、いきたパンに仕上がります。」
 ようやくその通りに仕上がりました。低温熟成がよかったのかもしれません。