《おいしい食パン(16)》
ルヴァンリキッド+はるゆたか

焼:2020年 8月 12日

 2日に分けてのパン作り第19弾で、スタンドミキサー使用の第12弾です。今回は久しぶりに山型食パンです。夏とは言え、角食パンに比べて二次発酵に時間をかけないといけません。角食パンと同様、「手軽にできる」を目指して、ドリュール塗りを省くことにしました。



 スタンドミキサーでつまずくのは織り込み済み。低速で2分、次に速度「2」で13分、最後の7分前にバターを投入しました。バター投入後、6分でまとまりました。ベタベタで、大げさに言うと、スライム状です。水分量を10㎖減らしたんだけどなぁ。


 冷蔵庫に入れて長時間低温熟成。続きは明日朝から。





 朝6時15分に冷蔵庫から出して、1時間室温に放置し、朝からパン作り再開。前回の失敗から、水を10㎖減らしたのに、打ち粉をしないとべたつきます。夏のパン作りは難しい。476gずつに分けてベンチタイム30分後。多少発酵が進みました。


 丸めなおし、パン型に入れて30分室温に放置したあと、表面の乾燥が気になり、オーブンのスチーム発酵機能35℃30分二次発酵を追加。ドリュールを塗らない分、表面が引きつれなくていい形にふくらみました。


 少し窯伸びして、いい形のまま焼けました。つやがないのは卵のドリュールを塗ってないから。給食でよく見るパンの色。


 1時間ほどクーラーの涼しい部屋で粗熱を取ります。焼き色はともかく、いい香り。高さ16.5㎝は上出来。いただくのは焼き上がり1時間半後のお昼。


 


 久しぶりの山型パンのスライス。カットしてしまえば、つやどうのこうのは目立たない。空洞は目立ちます。高級食パンに空洞はふさわしくないから、角食パンなのか、角食パンの方が工程(発酵時間)が少ないからなのか?


 変わり映えのしない定番サンド。でも、おいしい。パンの味がよく分かる。焼きたてのせいか、ミミはいつもより硬い。でも中はしっとり、いい味。夏の水分量は課題。