《おいしい食パン(24)》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 9月 16日

 もう一度基本に立ち返り、甘すぎず、小麦粉本来のうまみが味わえる食パンを作りました。ここのところ、十分な二次発酵と、窯伸びができていません。その原因解明も兼ねて。2日に分けてのパン作りは第27弾、スタンドミキサー使用は第24弾です。


 水の量を310㎖か300㎖にするか迷いましたが、まだ夏の暑さが残ると考え、300㎖にしました。結果オーライです。バターもよく混ざりました。こね上がりの温度は、水を使っても26.2度。ラップをかけて冷蔵庫へ。続きは翌日、夕方から。



 翌日冷蔵庫から出し、3時間室温にさらしても20℃後半にならないので、1時間ほどオーブンの発酵機能で温めました。ようやく室温と同じ28.2℃になったので、作業スタート。2分割してベンチタイム後、二次発酵はオーブンのスチーム発酵機能35℃で1時間30分では足らず、20分追加しました。普通の食パンなので、ドリュールは省きました。


 ほんの少し縮んだ感じ。まあよしとします。


 高さは16㎝でまあまあ。ドリュールを塗っていないので、カメラ写りはいまいち。でもいい香り。いただくのは例によって明日の朝。


 

 

 1~2枚、上の方に空洞がありましたが、おおむねしっかり詰まっていました。切ってしまえば、ドリュールを塗っていなくても見栄えにさほど関係ない。


 普通のパンの、普通においしいところが小さな幸せ。朝からぜいたくと思える一瞬。この後、すぐなくなります。胃の中へ。