《おいしい食パン(27)》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 10月 9日

 最近パン生地が思ったようにふくらまなく、スランプです。また基本に立ち返り、基本の「おいしい食パン」です。2日に分けてのパン作りは第33弾、スタンドミキサー使用はようやく第30弾です。スタンドミキサー定価14万円と考えて計算すると、1回あたりのコストはまだ4700円。まだまだ元が取れていません。


 雨続きで急に寒くなってきたので、水分量や水の温度に気を遣わないといけません。理想の310㎖にするか、夏場の300㎖にするか迷いましたが、ベタベタはごめんなので、水温26℃の300㎖でやってみました。結果は、キッチンエイドスタンドミキサーの調子もよく、適度な柔らかさだと思います。


 まんまるお月さまのように、美しくまとまりました。でもこの先理想的にふくらむかどうかは別。なぜかと言うと、今までベタベタな時の方が抵抗なくふくらんだような気もするので。
 こね上げの生地の温度は24.8℃。このまま一次発酵に移りたいところですが、夜も遅いので、冷蔵庫へ入れます。続きは翌夕方。


 翌日昼に冷蔵庫から出して、5時間ほど室温に放置。それでもまだ17℃だったので、スチーム発酵機能35℃1時間30分をして28.5℃。表面の穴は、温度計を挿した跡。


 ベンチタイム前。生地の温度は26.8℃。


 ベンチタイム30分後。26.4℃。安定しています。ほぼ理想。


 スチーム発酵35℃1時間40分。もう少しふくらませたいけど、深夜になってしまうので、ここまで。


 振動を極力与えないようにして、前回よりはましになりました。


 高さは左が16㎝、右が15㎝。16㎝以上を合格としているので、惜しい。いただくのは明日朝。


 

 メゾンカイザーで買ったエクメックと共に、記念撮影。ちょっと売り物みたい。


 オフホワイトの断面はとてもきれい。このパンを極めたい。


 ブドウやバナナもなく、ましてやレタスもトマトさえなく。そんな時はゆでたキャベツとプチトマトで代用。


 これで折り曲げるので、16㎝以上ほしいところ。いい色合い。


 しっとりふわっと二つ折れ。ちょっとユーモラス。はさんだ具材の味を妨げないおいしさ。このパンをもっと追究します。