《おいしい食パン(29)》
ルヴァンリキッド+はるゆたか

焼:2020年 10月 21日

 強力粉は今回も「はるゆたか」です。前回は大きく窯伸びして大成功でした。今回は時短に挑みます。2次発酵を改めてせずに、平日夕方からのパン作りに合わせて、前日に仕込んでおいたパン生地を、朝のうちに冷蔵庫から出して10時間ほど室温にさらす方法です。結果はいかに…?
 2日に分けてのパン作りは第36弾、スタンドミキサー使用は第33弾です。



 前回と同じ310㎖のぬるま湯(28.5℃)でこね上げました。やや柔らかいので、10㎖少なめにしてもいいかも。


 生地のこね上げ温度は23.6℃。やや低い。


 翌日朝に冷蔵庫から出して、夕方までおよそ10時間室温にさらしておきます。さらしたあとの写真は撮り忘れましたが、大きなボウルのラップをした口切りまでふくらみました。


 夕方からのパン作りでは、改めて1次発酵せずに、生地を2等分するところからスタート。ベンチタイム前の生地の温度は20.6℃。低い。ちょっと心配。


 ベンチタイム30分後。20.0℃。さらに低い。さらに心配。


 スチーム発酵35℃1時間30分でここまで。前回と同じ窯伸びを期待します。今回もドリュールなし。


 焼きムラを防ぐため、焼成を始めて6分で前後左右をひっくり返し、次の6分でアルミホイルをかぶせました。一つ一つより、二ついっぺんだとかぶせやすい。


 焼いている途中では前回と同程度の窯伸びしている様子で、ワクワクしましたが、焼成を始めて30分後に出してみると、割と平凡なふくらみ。縮んでいないだけよしとします。


 高さは16㎝。一応の合格ライン。いただくのは明日朝。


 焼き上がり時刻は新記録の夜8時30分。時短は成功。1時間粗熱を取り、その日のうちにスライス。朝は忙しいし。




 翌朝。朝食の具材を並べたところ。


 具材を乗せると、こんな感じ。うまそう。じゃなくて、うまいです。時短でも小麦粉由来の甘さは健在。「はるゆたか」様々です。