
《おいしい食パン(34)》
ルヴァンリキッド+はるゆたか
焼:2020年 11月 6日

前回と同じく、従来の一日パン作りで、時短で仕上げます。今回はバターだけをさらに5g増やして乳化を促し、2日目にもしっとりおいしくいただけるかの検証です。
スタンドミキサー使用は第38弾です。

前回同様に295㎖のぬるま湯(28.3℃)でこねました。スタンドミキサーでのバター投入は、前回と同じく1分増しの6分間です。

また生地のこね上げ温度は、測り忘れ。いかん。バターがよく混ざると、生地が手にべたつきません。

今回の一次発酵も、時短のためオーブンのスチーム発酵機能40℃1時間で行いました。この段階の生地の温度は31.3℃。

生地を488gずつ2等分してベンチタイム。ベンチタイム前は27.6℃。

30分後。28.2℃。

スチーム発酵40℃1時間+20分でここまで。前回より10分増し。窯伸びを期待。

残念。窯伸びしませんでした。なぜかなぁ?

それでも高さは16㎝。一応合格。
いただくのは明日朝。

朝は忙しいので、前回同様夜寝る前にスライス。バター少し増しなだけで、確かにクリーム色に見えます。「乳化」になっているのかどうか?

翌朝。1日目はもちろん、ふわふわ、しっとり。

パンも、ハムも、チーズも温めません。ヤマザキパンのCMで「生が一番よく分かる。」と言っていましたが、その通り。バターの分量が増えたことは、味としてわかります。

2日目の朝。これも朝食パターンの一つ、イシイのハンバーグサンドです。色合いがいいです。

お味の方は…。
味は変わらずおいしいのですが、食感が変わってしまいます。サンドで折りたたむと、自然と2つに切れてしまいました。1日目は弾力があり、決して切れません。バターを増量しても、しっとり感はあまり変わりませんでした。残念。
では3日目は…? あれを使うしかありません。

「あれ」とは、バルミューダ ザ トースターのことです。おいしくないパンをおいしくしてしまう魔法です。3日目はしっぽ(切れ端)です。

とろけるチーズを挟んでトーストすれば、焼きたての風味が戻ります。しっぽもおいしい。2日目も焼くしかないかな?
