2019. 11. 10
京都 天龍寺 他
11月9日(土)、京都嵐山周辺に行ってきました。
まずは、福田美術館のカフェからの眺めです。

右手に桂川と奥に渡月橋が見えます。まさに借景。また見下ろす位置で大勢の観光客が行き交う様子が見えます。車も行き交っているので、先ほどまで気を遣いながらぐったりして歩いていたのがうそのようにリフレッシュします。
写真を撮らなくて失敗しましたが、美術館のカフェでおいしいパンに巡り会えるとは思ってもいませんでした。フランスパンのサンドです。夢中で食べてしまい、「撮るのを忘れてた!」と気付いた時には半分以上なくなっていました。それでも撮るべきでした。メゾンカイザーのおいしさに匹敵する、でもクープのない柔らか系のフランスパンでした。賀茂茄子サンドは斬新。水までおいしい。

すぐ近くが天龍寺なので、法堂天井画、加山又造の雲龍図を見ないで帰るのはもったいないです。完成の直後(平成12年)から特別展示の時期を利用して見に行き、嵐山に寄った時には必ず見ています。かつては床に寝て全体像を見たこともあります。圧倒される完成度。なぜか角の細部(DETAILS)に眼がいきます。
法堂は修行の堂だということです。修行の際に使う靴が置いてありました。ここも撮影禁止。仕方なくパンフレットからの転載です。

天龍寺の庭園です。多数の外国人観光客が撮影している合間を縫って、まるで誰もいないかのように撮影しました。静寂や侘び寂の世界からほど遠い、ここは外国か?と錯覚する観光地になってしまいましたが、写真にはそれを写し込みたくなかったです。

サギの仲間でしょう。身じろぎもせず、置物のように庭園に溶け込んでいました。一眼レフを持っていかなくても、スマホでここまで撮れる驚き。