《ソフトフランス食パン(1)》
ルヴァンリキッド+トラディショナル

焼:2020年 6月 5日

 小麦の香り高い「メゾンカイザー」のフランス食パンを食べたあとでは、やはりフランス食パンを作るしかないでしょ。  サイトが壊れた翌日だったので、すぐにホームページを作ることはできませんでした。いつアップできるかわからず不安でしたが、写真記録だけは撮っておきました。



 少し前に町田の富澤商店で買っておいた業務用「北海道よつ葉バター」をいよいよ使う時が来ました。材料吟味は何事にも大切です。ちょっと味見をしてみると、くせがなく、とてもまろやか。


 バターは湯煎せず、東芝石窯ドームオープンの30℃レンジでソフトに溶かすことにしました。砂糖は控えめ。


 なぜか水が多くてなかなかまとまりませんでした。次回再現する時は、水を10㎖少なめにします。


 一次発酵。石窯ドームオーブンのスチーム発酵機能30℃1時間30分。火山のような異様なふくらみ。パン生地の温度は31.8℃。かなり高め。室温のせい?


 394gずつ2つに分けてベンチタイム。パン生地の温度は、ベンチタイム前が30.2℃。


 ベンチタイム後は30.0℃。ほとんど変わらず。


 オーブンのスチーム発酵機能30℃1時間30分で十分。


 いつものミミまで柔らかい食パン同様、手動180℃30分で焼成しました。フランスパンの小麦で作ったソフト食パンといった感じ。


 高さを記録するのを忘れました。まあ十分。今回はメゾンカイザーのまねっこで、小麦粉、それもパン生地と同様トラディショナルをたっぷりかけました。何とぜいたく。
 いただくのは、例によって明日朝。


 

 翌朝。いい感じにしっとり。「フランス食パン」のつもりでしたが、急遽「ソフトフランス食パン」と命名を変えました。


 売り物のようで満足です。


 いつもの定番、スライスチーズに、ハム、レタスを挟んでいただきました。メゾンカイザーの食パンより柔らかくしっとり。そしてメゾンカイザーの食パンと同様に甘さ控えめで小麦の味が前面に来ます。目指しているパンの味にまた一歩近づきました。