☆〜越畑便り〜☆
2005年2月26日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




雪(2月20日


日曜日午後、急に雪が降り始めました。

ボタン雪がどんどんどんどん多くなり
ついに上の茅葺家も見えないほどに・・・。
とても幻想的!しばし現実を忘れました。




皆様、お元気お過ごしですか。いつもご覧いただきありがとうございます。

三寒四温、春めいては来ていますがやはりまだ2月ですね、今朝は静かに粉雪が舞っています。それでも外はかろうじて0度を超えています。朝6時過ぎ、薄化粧の河原邸からは灯りが洩れています。鳥たちの声は全く聞こえません。

長野の大町では大雪になるとテレビから情報が洩れています。大町では古い学校を改装した民宿に泊まった事があります。もう春も半ばだったと思うのですが、大町に近づくにつれ雪がどんどん降ってきて心細い思いがしたことを思い出しました。スキー場もある雪の多い所なのですね。

越畑では今週は長い5センチもある霜柱がお昼過ぎても溶けない日が続きました。それでも冬野菜、野の草花たちは元気です。日曜日、小雪の舞う中の散歩です。しかし田に雪はなく黒々と耕された土が春を感じさせます。

この写真、山の上が白くなっていますが雪がこちらへ向かって来ています。この後吹雪になりました。例の切り株はまだ残っていました。

月曜日、テーブル作りの思案中、Yさんが可愛い羊羹を持って寄って下さり、クッキーとコーヒーでティータイムになりました。

Tさんの織物工房のある土地には、昔は小学校とお寺があったそうです。初めて聞く気がします。今は神社の下に立派な校舎がありますが、昔は小さな小さな学校だったのでしょうね。

冬も終るというのにまだまだ木々の剪定が出来ていません。切り方も分かりません。(^^ゞ

・・・梅の蕾は今年は多く付いています。蕾の無い枝はいらないだろうと「梅切らぬバカ」を思い出し、間伸びしている細い枝を切りました。

その横に私の背丈以上に伸びた琵琶の木(写真)があります。実にもならずに花のまま枯れています。実は望み薄ですが、雪の重みで枝が折れていたのを切っていて、捨てるのはもったいないので葉をお風呂にでも入れようと思いつきました。

月桂樹の葉も料理には多くはいらないので、剪定した枝をお風呂に放り込んで、香りを楽しんでいます。私の頭も閃き始めましたよ。(^^)

◇◇◇ 野菜 ◇◇◇

白菜はこんなに葉を広げています。枯れないよう根を保護しているように見えます。そして近い春に向けて花を咲かせようと待ち構えてもいるようです。

その前に食べてしまう人間様はなんて残酷なのでしょう!(^_^;)どんな形の白菜であれ、ストーブの上でコトコトとスープ煮にしますととても甘くて美味しいです。

しかし、鳥達も白菜の葉の先を食べていますが、真ん中の白っぽい所は食べません。外側の緑の濃いところの多い株を食べています。栄養があること分かっているのでしょうね。

みぶ菜はやはり冬の野菜ですね雪にも霜にも強くとても元気です。小さいですが柔らかくて食べやすいです。

この大根に似た菜(名前忘れました)は柔らかくてお浸しにぴったりでした。みぶ菜と間違えて買った種でしたが、来年も植えようと思っています。

苗を植え替えた大根はやはり小さいです。でもみずみずしい大根を食べることができています。やっと白い大根が見えないよう土をかけて埋めました。これで凍らないかも。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

廃材でテーブル(・・と言うより箱?)製作中です。

知人のいらなくなったシステムキッチンをもらってきて台所で使っていますが、外枠のないプラスチックボックスまで運んできてしまい、これをどうしようか悩んでいました。

このボックスを中に組み込んだ小さなテーブルです。

4センチ厚さX18センチ幅の杉板を天板にしました。2メートル10センチもの長さの板がもったいなかったのですが、3つに切って3枚並べます。54センチ幅ですが、しっかりしたものが欲しかったのです。でもドア取り付け用の金具が足りません。やはりホームセンターに同じ物はなく金具を一緒にもらっておくべきでした。代用品を探すのは大変。手作り?・・・それも大変です。(T_T)

このテーブルで長い間作っていなかった天然酵母パンをこねてみたいものです。お蕎麦やうどんも手打ちで作れたら最高ですね。夢ばかりが広がる今日この頃でございます。

でもまだばらばらになった外枠のない引き出しが残っています。これは引き出しつきワゴンにでも改造したいと思っているのですが、引き出しをどうやって取り付けるかわかりません。初体験のスローライフならぬスロー作業ばかりで、楽しくも悩み多き日々でございます。

でも廃材が少しづつ減っていくのは嬉しいものですね。(^^)・・・写真は20日の空です。

---後記---

最近とても早く一週間が過ぎ去ります。あれもこれもやらなくてはならないことが沢山でなかなか片付いていきません。でも、自分の生活の為ですから楽しくて早く時が過ぎ去るのでしょうね。ありがたいことです。

インドネシア、アチェ州?の避難所にいた方々も津波後の瓦礫を片付け始めたとか。援助金でそのための給料が支払われるとのニュースでしたね。本当に避難所でじっとしているより、どんなにか希望が持てることでしょう。

サントスペテルブルグのストリートチュードレンたちをサーカスの練習に誘い、生き生きとした顔に変えさせているドイツのボランティアの女の子と援助団体の放映もありました。ボランティアもアイデアで勝負・・・の時期でしょうか。

世の中の変化も悪いほうにばかりではないと、感動したことでした。

今日のウツの部屋更新はMさんのホームページのご紹介です。ぜひ残日録2月20日(加島祥造「タオ−老子−」ご訪問くださいませ。



2月22日の夕空。

            

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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