☆〜越畑便り〜☆
2005年3月12日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




落日(3月8日


いつの日からかお隣の裏山の竹が少なくなっています。
筍の為には少ない親竹で良いのでしょう。
お茶や椿の垣根も冬の間にきれいに散髪、すっきりしています。




皆様、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。いつもご覧いただきありがとうございます。

今週は珍しく夕焼けの美しい週でした。春だからなのでしょうか。これから夏にかけて美しい夕陽が見られそうです。

写真は3月7・8・10日の夕景ですが、3月7日の夕昏時は特に山も家も赤く染められていました。上の家がハッとするほど美しく赤く見えました。まさにこの崩れゆくお家の残照でしょうか。

今週は4月中旬の暖かさという陽気に誘われて春の畑の準備に入りました。草だらけの畑の耕運に精を出しました。しかし、私の土作りは自己流、かなりいい加減な土作りです。もう一度耕して来週くらいにはジャガイモを植えようかと思っています。

こんなに暖かいと草取りも楽しいですね〜。テレビで「100歳万歳!」?ですかやってましたね。その中に農作業に精を出していらっしゃる男の方がいらっしゃいました。その中のインタビューで「何が一番楽しいですか。」・・・お答えは「草取り」。それを聞いてとても嬉しくなりました。

実は私もそうなのです。100歳の方と同じ心境に浸ることが出来ていたなんて・・・最高(^^)・・・若々しい100歳の方々を目標に頑張ろうと思っています。

しかし、すぐ腰を痛めるようでは、まだまだ修行が足りないことでございます。

いまだ花壇も木の剪定も片付いてはおりません。今年こそ余裕を持って忙しい春夏を乗り越えたいものです。

3月10日の夕陽はそんなに見栄えがしませんでしたが、陽が沈んだ後の一瞬、稜線の一部が真っ赤に染まりました。こんなときの激しい炎のような色には興奮いたしますね。

◇◇◇ ニンジンの差し入れ ◇◇◇

バタバタと畑で大きな音をたてているものですから、下の奥様からの差し入れが・・・。嬉しいことに買い忘れていた大好きなニンジンでした。畑から抜いたばかりのような土つきのもの9本でした。

「こんなに小さくて・・・」と差し出されたのは、ウチで採れる一番大きいのより大きいのです。ショ〜ック。私は小指の先ほどの小さいのまで大事に食べています。「沢山採れすぎる、食べきれない。」とのこと。

ニンジンはいくら多くても大丈夫(^^)v。遠慮なくいただきま〜す。もちろんうちのより甘くて美味しかったのは当然です。

棘だらけの柚子の枝など、ゴミ置き場の場所を占めていたものを鉋屑と共に燃し、少し畑がすっきりしました。

最近は山に霧がかかる朝が多いのですが、10日の朝は春霞と言うのでしょうか山の重なりが淡く、美しい景色を作り出していました。

◇◇◇ 花 ◇◇◇

ついに先週から咲き始めました。もっと前からかな?我が家に初お目見えの福寿草です。

買ったもの1輪だけですが、小さな福寿草ですが、鮮やかな黄色で目を楽しませてくれています。

「季節の花300」http://www.hana300.com/より・・・光や温度に非常に敏感で、昼間でも日が さえぎられると1〜2分で花がしぼみ、 再び日があたるといつの間にか花が開く。 寒い時期に咲くので、花の中の温度を 下げないための工夫をしているらしい。

それでですね。明るい日差しのときは開ききっているのですが、朝の光ではこの程度、夕方には閉じてしまっています。温度管理すればお正月に咲かせる事もできるそうですが、普通は2月に咲くようです。

ウチはちょっと遅いようです。来年はもう少し増えているといいな。(^^)

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

先週の長い金属棒、クランプとか万力とか、書きましたが、先日ホームセンターで見ましたらハタ金と書かれていました。失礼致しました。<(_ _)>・・・実はこのハタ金のあとが杉板に残っています。素人ですねエ。こんな時には当て木をするべきでした。(^_^;)

焼きすぎレンガ、思ったより多く必要で10個も置きましたが、手作りボックスを載せ、やっと完成いたしました。テーブルの上が使え、台所が少し使いやすくなりました。自分の作った物は毎日眺めるのが楽しみで、一段と愛着が湧くものですね。(^^)

次の作業、引き出しつきワゴンの材料を探し、早速製材に入りました。しかし、ただの引き出しではなくシステムキッチン用ですので細かい細工がいるようで、一筋縄ではいきません。かなり時間がかかりそうです。

小屋の壁板の残りの桧を使うことにしましたが、もう良いものは残っていません。まいいか。ひどい台所に良いものはいらないかも。(^^ゞ

焼いてしまえばよい廃材を積み重ねたまま片付ける元気がありませんでしたが、あまりに小屋が狭くて散らかっているので、やっと片付け初めました。でもやはり作業が終るまで捨てられないのが残念。やっと物の在り処が目に見えてきました。

どう見てもガラクタでしかないものを使えるようにすることは楽しいですね。ガラクタとの暮らしは一生続きそうでございます。(^_^;)

---後記---

先日、クローズアップ現代で「うつ」のことが取り上げられていましたね。一昨年の国内の自殺者は3万4千人以上だったとか。秋田県が一番多く、6千人もの方がいるそうで県もやっと対策を考え始め、地域ぐるみでの取り組みを始めたそうです。

その中の精神科医の方のお話の中で「基本認識として共有することが大事」とのお言葉に共感いたしました。

ところで「うつ」への旅の途中のサイクリストのMさん、京都周辺を精力的にサイクリングを楽しんでいらっしゃいますが、その前の転倒でのお怪我にもめげず、3月5日には京都市北部の京見峠越えで越畑のお蕎麦を食べにいらっしゃいました。

それだけではなくお帰りは保津峡から六丁峠越えです。(゜o゜)急な坂ばかり、ちょっと頑張り過ぎでしょう!私は留守でお目にかかれなくて残念でございました。

その日のサイクリング日記こちらに書かれていますのでご覧ください。京北町・下長野にも茅葺民家が残っているのですね。



3月7日の夕空
「残照の茅葺家」の日です。

            

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

お便りはこちらからお願い致します。!

【3月5日】      【3月19日】

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