23)横山岳 関西百名山 1132m 花と蝶の山 : 2012年8月19日  2012年山の記録に戻る

白谷登山口(260m) 10:30 −林道太鼓橋 11:05/11:15−経ノ滝 11:20/11:25−五銚子ノ滝 11:50/12:05 −昼食(820m) 12:30/12:50 −横山岳頂上(1132m) 13:40/14:15−東峰 14:40/14:45−夜這ノ水 16:10/16:30−白谷登山口(260m) 16:50     
       歩行距離:9.5q 歩行時間(実質)4時間30 分 行動時間 6時間20

菩提寺PAで大阪からの一行に合流し、多賀SAで弁当を購入した。木の本ICで降り、国道303号を杉野方面へ向かう。里山の風景や空が美しい。白谷登山口には10台は停められるスペースがあり、釣り人らしいバンが一台駐車していた。立派な小屋と案内板があり、何年か前にこられた田部井淳子さんの写真入りのポスターが貼られていた。登山届けボックスには上等な紙のガイドマップが用意されていた。準備を整え、各自ストレッチ体操してから出発した。白谷の渓流を、気をつけながら何回か渡渉した。沢とは言いながら暑さが辛い。やがて林道に出て、太鼓橋で休憩をとる。
 少し登ると経ノ滝に出る。一息つき、急なジグザク道を歩く。沢に足をとられそうになりながら注意して何回か渡る。細い沢で怖さはない。五銚子ノ滝まで、登山口から1時間20分、滝の水で顔を洗い、ホッとする。自家製のミニトマトが美味しかった。その後は、つづら折りの岩や木の根が露出した道になる。ところどころにロープが下がっている。メンバーの1人が、「体調不良の為一人で引き返します。」と… ベテランで大丈夫だろうということで別れる。12時半になり、820m地点で昼食とする。ブナの森の中、風が気持ちよい。ソバナの花が目につく中を、暑さと急登にめげず進むと、「あと300m.頑張れ」の標識、一頑張りで山頂へ着く。沢山のトンボの出迎えを受け、ちょっぴり秋の気配を感じる。眺望はよくないが、木々の間から琵琶湖を見ることができる。不釣合いなプレハブ物置に梯子が掛かっている。展望が得られる。年々ガタがきている。菓子や果物が配られ元気を回復する。大休止の後、東峰へ出発しようかと立ち上がったとき、「追いつきました。」と、先ほど戻った女性が引き返してきた。少しの休憩で体調が戻ったのことで、女性の強さに感心する。 
 集合写真を撮って東峰に向かう。ホツツジの咲く稜線はここちで良い風が吹き、眺望も良い。北東に冠山、濃郷白山、そして蕎麦粒(ソムギ)山などの濃越国境、奥美濃の山々、北に金糞山などの湖北の山々、そして西には琵琶湖、余呉湖が望める。疲れも吹っ飛ぶ。東峰からは、色々な草花に目をやりながら下って行く。そのうち、気持ちの良いブナの原生林が現れ、ずっと続く。この後、長い急坂が続く。滑らない様に注意しながら下る。下り疲れた頃、夜這いの水に着く。冷たい水が、疲れた体に染み渡る。ここからは林道を歩く。蝶をみながら、虫の声をききながら歩き、白谷登山口へ戻る。一人の登山者にも会わないで1日でした。駐車場、思いがけない収穫物に一同興奮する。帰りに、古橋の己高庵で入浴し、さっぱり気分になる。多賀ICで近江牛の夕食を食べ、菩提寺SAで別れた。

     
 経ノ滝  山頂  東峰への稜線から西南
     
 東峰への稜線から北(冠山、能郷白山)  ブナ林  

     
 ダイミョウセセリ  サカハチチョウ  
     
     
     
 オタカラコウ  ソバナ  ヤマジノホトトギス
     
 ツルリンドウ  イチヤクソウ  
ルートマップ(清水氏より)


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作成日: 2014年9月6日