8)鈴鹿御在所岳・国見岳 1212m : 2013年5月3日   2013年山の記録に戻る(元に戻る)

アカヤシオを楽しみに、御在所岳と国見岳を往復した。7年半ぶりになる。滋賀県側の武平峠の駐車場は一杯で、トンネルを抜け、三重県側に出た。こちらは、2箇所、綺麗な駐車場がある。峠まで近い。こちらを選んだおかげで、谷筋に下りるところでオオルリの写真を撮ることができた。御在所岳は、スキー場があり、また、霧氷も有名で、ロープウエイ利用で冬場に訪れる人も多い。ただし、旧鈴鹿ハイウエイは冬場は閉鎖されるため、三重県側には国道1号線か新名神高速道を利用して回らなくてはいけない。滋賀県からは不便だ。楽しみにしていたアカヤシオであるが、山の下では、時期がやや遅く、上は、最近の冷え込みのせいか、本格的な開花はこれからだった。また、今年は花付が悪く、ピンクの通り抜けとはいかないのが残念だった。それでも、何とか楽しむことができた。花は、タテヤマリンドウ、バイカオウレン、ショウジョウバカマスミレなどが咲いていた。鳥は、オオルリ、シジュウカラを確認した。

武平峠駐車場(10:16、10:21出発)−武平峠(10:31)−御在所岳(11:19、5)−国見峠(11:33)−石門−国見岳(11:50〜12:10、昼食)−根ノ平峠途中(12:30)−国見峠(12:50)−御在所岳山頂(13:15)−展望台往復−山頂(13:30)-武平峠ー駐車場(14:15) 歩行時間3時間10分

峠トンネルまでは、国道1号線〜307号線〜477号線でつないだ。10:15分につき、準備後直ぐに出発する。谷へ下りると、オオルリが迎えてくれた。早速写真を撮り、10分ほどで峠に着く。ここからか結構な登りになる。岩場もあり注意深く登る。時々は岩場に出て、向の鎌ヶ岳の写真を撮る。アカヤシオ越しに、うまくおさめる事ができた。伊勢湾と市街地が綺麗に見える。琵琶湖、477号線も眼下に見える。所々でアカヤシオがピンク色で咲いている。やや、時期が遅い。時々は、鮮やかなものも見える。45分も過ぎると、御在所のドームが見え出す。舗装道路に出れば、10分ほどで山頂だ。多くはロープウエイできたと思われるたくさんの人で賑わっている。昼には早いので、ゲレンデを下り、左手のガレ場を下る。10分ほどで国見峠に着く。何人かが小休止だ。天気は快晴、コバルトブルーの空がまぶしい。石門に立ち寄り、御在所岳、雨乞山を写真に撮る。元に戻り、国見山頂には、峠から20分で着く。昼食時間は鈴鹿山脈の北、御池(ちょうど真ん中くらいに伊吹山の山頂が顔を出している)、藤原岳、釈迦岳が一望できる岩の上で済ませる。釈迦岳の右には、御岳の白い姿があり、その左には、乗鞍や、北アルプスが同じく白い姿を見せている。下には、アカヤシオのピンクが見えるが、最盛には1週間はかかりそうだ。それでも、根ノ平の方へ20分ほど下りる。適当なところで引き返し、もときた道を戻る。御在所山頂からは、展望台へよって数分過ごし、43分で駐車場まで下りた。帰りも同じ道だったが、2箇所ほどでお祭りで賑わっていた。

鈴鹿山脈の眺望

   
 鎌ヶ岳〜南の鈴鹿山系、中央最奥が仙ヶ岳  北の鈴鹿山脈(左より、霊仙、御池、竜ヶ岳、藤原岳、釈迦、国見(奥に御岳、北アルプス)

鳥と花

     
 オオルリ  アカヤシオの鮮やかなピンク色  アセビ(奥は山頂)
     
 ハルリンドウ ツボ(ニョイ)スミレとシハイスミレ   ショウジョウバカマ
     
 アカヤシオ  バイカオウレン  シハイスミレ

景色

     
 御在所岳  右より、釈迦岳、奥に藤原岳、御池岳(奥中央に伊吹山)の山並み  国見岳
     
 石門  鎌ヶ岳  アカヤシオ越しに御池岳〜藤原岳


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作成日 2013年5月5日