13)錫杖ヶ岳 676m  : 2013年9月21日  2013年山の記録に戻る

1ヶ月以上、本当にひさしぶりの登山になった。三重県の山、雨乞いの霊山として知られている。草津から草津線で柘植駅に出る。更に乗り換え、加太駅が出発点だ。駅では、名古屋からの大勢が待ち合わせていた。賑やかな登山になりそうだった。台風18号の詰め跡があちらこちらで見られる中の登山になった。

加太駅(9:05出発)−袖ノ木峠入口(9:45)−袖ノ木峠(10:20)−錫杖ヶ岳(11:25〜11:40)−東屋(11:40,30)−下之垣内登山口(13:50)−袖ノ木峠入口(15:30)-加太駅(16:00)
 駅から山頂まで4.6km、全歩行距離 15.4km、所用時間7:00

柘植で関西線に乗り換え、次の駅である加太駅で下車する。駅で錫杖ヶ岳のMAPを手に入れ(無人駅)、身支度を整えて、袖ノ木峠入口に向かう。表示に従って林道を進み、駅から2.5kmで到着する。小休止をいれ、緩やかな勾配を、袖ノ木峠に向かう。峠を過ぎると急な坂になる。1kmを過ぎ、最後は、岩場を登りきると山頂だ。360度のパノラマを楽しむ。北に鈴鹿山系、御在所岳、雨乞山、鎌ヶ岳が遠くに見える。逆には、青山高原、見下ろせば錫杖湖、その奥に、シャープの鈴鹿工場、最盛期の勢いがないせいか、寂しげだ。山頂は狭く、肩寄せ合っての記念撮影だった。後から来る大団体の一行を避け、すぐ下の東屋で昼食休憩となった。コーヒをご馳走になり、山頂から下ノ垣内へ向かう。道は急坂が続く。山頂直下からの道を避け、稜線を行く。当初は医王寺に出る道を行く予定であったが、変更した。18号の猛威で木々が倒れている。下之垣内登山口あたりの林道は、水で流され、道が消えている。木々はなぎ倒され、道をふさいでいる。集落を、北畑に向かう。浅瀬を渡り、袖ノ木峠へ向かう予定だったが、水嵩があり対岸までいけない。少々遠回りになるが林道を袖ノ木峠入口に向かう。この林道は、歩行は出来るが、車は通行止めだった。整備はほぼ終わっており、近いうちに開通になるだろう。下之垣内登山口から2時間以上の道歩き、少々辛かった。花はヤマジノホトトギス、その程度。

写真は、蛇に呑み込まれているカエル、台風の爪あと、スズメバチの巣、等々いささかショッキングなものだった。チョウは、山頂でツマグロヒョウモン、キアゲハ、ルリシジミ、カラスアゲハ、林道で、ウラギンシジミ、等、普通種ではあるが結構賑やかだった。

     
 山頂写真  ヘビに巻きつかれ頭を呑みこまれたカエル  台風の爪あとが
     
 下之垣内から見た錫杖ヶ岳  コンクリートの壁にスズメバチの巣 田んぼの畦に彼岸花 

コース(加太〜錫杖〜下之垣内〜北畠〜袖ノ木峠入口〜加太)上(北)から下(南)へ
会長のGPS記録

守山歩こう会、9名の例会だった。 2013年山の記録に戻る
                                  作成日2013年10月1日