19)音羽山〜牛尾観音〜山科 593m : 2014年11月11日 2014年山の記録に戻る 音羽山は、京都市山科区と大津市の境界に所在し、山科区の最高峰である。標高は593.2である。山頂東側、南北に連なる稜線が府県境を形成しており、山頂付近は京都府に属する。三等三角点も山科区に所在する。山科盆地の東、琵琶湖の南西に位置し、北には逢坂山、南には醍醐の山々が連なる。山城国と近江国の国境を形成していたことから、逢坂山との山間は古くより交通の要所となっていた。音羽山の支峰である牛尾山には法厳寺(牛尾観音)が創建され、同寺に対する信仰が広まるにつれ、音羽山も名所として知られていくこととなった。紀貫之、在原元方など多くの歌人が音羽山を歌枕として詠んでいる。また、京都に三ヶ所所在したとされる「音羽の滝」のうち、「牛尾の音羽」については音羽山の西腹を流れる山科音羽川の滝と比定されている。この牛尾観音、山号は牛尾山。音羽山の主峰、牛尾山の中腹に位置し、宝亀9年の創建と伝えられる。 本尊は十一面千手観音。脇侍に不動明王、毘沙門天を配する。古くは主穂(うしお)山と 称し、家の主が神々に初穂を供える山として信仰されてきた由緒ある寺である。(ウイキペディア及び観光案内から引用) 大津駅(8:51)−逢坂山峠口(9:12〜9:16)−音羽山(10:16〜9:31)−牛尾観音分岐(10:45)−牛尾観音(11:05〜11:10)−上醍醐分岐(11:16)−白石神社登り口(11:43)−名神高速道下(11:57)−161号線(12:05)−京阪大谷(12:25)−東海自然歩道分岐−長等公園口(12:48)−大津駅(13:05) 3日前の音羽山登山から帰宅してから、携帯電話がないことに気がついた。山頂から少し進んだ見晴らしの良いところでカメラを出したのだが、その時にリュックがひっくり返ったことを覚えていた。ここ以外にないと決めつけ、再度行くことになった。日曜日に雨が降り、1日あけ、山道が少しは乾いた今日になった。雨の後ゆえ、見つかっても使えない可能性が高い。同じようなペースで進む。一応山頂で小休止し、同じ写真を撮る。決めつけた場所に来る。一見みあたらない。2mほど下の木の横、落ち葉から少しだけ顔を出した携帯電話を探し当てた。電源が入ったたまま、少し濡れているが大丈夫だ。木の下で、雨のかかりが少なかったのだろう。落ち葉が被さっていたことも幸いしたに違いない。ほっとする。タオルで良く拭き取り、電池を外しさらに拭き取る。気をよくして、戻ることをやめ、牛尾観音を経由して帰ることにした。しばらく進むと、牛尾観音の表示が出てくる。稜線をはずれ、牛尾観音に向かう。紅葉が綺麗な道で、分岐から20分ほどで到着する。このあたり、昨年の台風18号の影響で、倒木、がけ崩れがあり、工事中である。牛尾観音は、なかなかに由緒のあるお寺で、紅葉も進んでいる。誰一人としていないが、少し下ったところで工事の車両が見える。お参りを済ませ、石が敷き詰められた道を下る。音羽川に沿って下る。何組かの人、20人程度のグループとすれ違う。川沿いは台風の爪痕が残っていて痛々しい。それがなければ、素晴らしい散歩道だ。白石神社登り口を過ぎると住宅地に出る。道がいくつにも分かれ、わかりにくくなる。人に聞きながら、名神高速道路高架の下に出て、わき道を右手に取る。右は、山が迫っているが、上に道路があるらしい。ごみが山のように放棄され、目に余る状態になっている。しばらく進むと、山科から大津に向かう国道161号線に出る。1q弱進んだ京阪大谷から長等公園に向かう。途中、東海自然歩道に分かれる道があったが、昨年9月の台風18号の影響で通行禁止のロープが張ってある。そのまま進み、3日前の長等公園口に出て、大津駅に戻った。天気は上々であった。
2014年山の記録に戻る 作成日: 2014年11月11日 |