23)岩湧山 897.7m : 2014年12月23日 2014年山の記録に戻る
岩湧山は、河内長野市にある標高897.7mの山である。岩崎元郎選の新日本百名山の1つに選ばれている。。大阪平野、大阪湾を一望でき、南葛城山、泉葛城山、金剛山、六甲山系などが見渡せる。また山頂付近の約8haはカヤ場になっており、秋にススキの穂が広がる様は美しく、新河内長野八景に岩湧山頂の花すすきとして登録されている。ここで収穫されたカヤは文化財建築の修復などに使用されている。茅を麓に下ろすための「梅ノ木永久索道」があったが現在はその骨組みが残されている。(ウイキペディアより)
お昼を取った、山頂から少し下りたところではススキを刈って、文化財の補修に使うという方が作業をしておられ、カヤという総称やススキについていろいろ話を聞くことができた。

河内長野駅(8:10)−バス−滝畑ダム(8:40着、出発)−茶店(8:45)−カキザコ−小休止(9:40〜9:50)−岩湧山(10:35〜10:40)−林道口(トイレ付近)(10:50〜11:25、昼食)−南葛城山分岐(展望箇所近辺)(11:43)−林道南葛城山分岐・三石山(11:55)−根古峰−岩湧山三合目(12:20)−紀見峠(13:24)−紀伊見荘(13:55〜14:50)−紀見峠駅(14:55、15:18電車)−新今宮(16:03)

昨年、同じ時期に南葛城山を登った。道中、ススキに覆われた岩湧山が見え、印象的だった。今回は、同じ滝畑ダムから登り、ダイヤモンドトレイルを歩き、紀見峠から下山した。駅近くの紀伊見山荘で日帰り温泉にはいった。曇り空で、時々でる日差しがありがたかった。昨年と同じ5人のメンバー。
茶店から少し行くと大滝とカキサゴへの分かれ道に出る。林道を分け、雑木林を歩く。表示のあるカキザコを進む。ミヤマシキミ、ヤブコウジが足元で見られる。1時間くらい歩いたところの鉄塔近くで小休止する。河内長野市、海など眺望が開ける場所である。ここからは杉林になる。約40分ほどでススキが広がる山頂への道に出る。しばらくススキの道を歩けば山頂に着く。三角点は少し先にある。南葛城山、少し雲がかかった金剛山が見える。時々日が差して温かさを感じるが、肌寒い。少し風もある。時間的に少し早く、風の少ない山頂から下りた、舗装された林道脇で昼食とする。それぞれが持参の柿、コーヒー、菓子を楽しむ。ここからは尾根筋を進む。20分ほどで展望箇所、少し先の南葛城山への分岐、さらに進み、三石山の表示がある林道に出る。右手は南葛城山だ。ダイヤモンドトレイルの表示があちらこちらにあって、今の場所が確認できる。広い道の両脇には、杉林の下に枯れたの木がびっしりとある。6月には花で埋まるだろう。25分で、3合目、あたりはフユイチゴがびっしりだ。赤い実がなっている。食べられるとのことだが、実は小さく、クサイチゴくらいの大きさであればと思う。ここからは、紀見峠駅に出る道が右にあるが、温泉を目指し、左手のトレイルを進む(結論を言えば、ここから駅に向かい、駅からすぐの紀伊見荘に行く方が随分早い)。1時間で紀見峠に着く。途中、分岐があるが、表示通り進めばよい。大きな道に出る。少しわかりにくいが、わき道に入り、同じトレイルの表示と、紀見峠駅の表示に従って進むのが良い。駅の手前、5分のところが日帰り温泉だ。脱衣所は狭いが、お湯は弱アルカリ、ぬるぬるとして良い。汗を流し、アルコールや飲料でで喉を潤す。楽しい山行だった。春の山行きの話が出た。

     
 新百名山  山頂スナップ  南葛城山(中央)
     
 ミヤマシキミ  フユイチゴ ミヤマシキミの実

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作成日: 2014年12月27日