16) 頭巾山 871 : 丹波高地の山、2015年山の記録に戻る
頭巾山(ときんざん)は、福井県大飯郡おおい町と京都府綾部市および京都府南丹市の境にある標高871mの山。丹波高地の山で、福井県と京都府の県境である。遠くから見ると山容が修験者の頭巾に似ているところから名づけられたといわれている。山頂には若狭国遠敷郡の延喜式内社許波伎神社の祠や避難小屋がある。尾根部は強風により表土が露出した岩塊地が見られササが多く、樹木は低木である。山頂より北東に伸びる尾根の東側の急斜面上に樹高5-6mのホンシャクナゲの群落がある。ほかにもアセビ、ネジキ、オオイワカガミなどが見られ、ヒノキ、スギ、ブナ林が広がる雄大な山である。野鹿の滝(のかのたき)頭巾山中腹には落差30mの滝がある。その昔、戦に敗れて落ち延びようとした安倍氏(土御門家)の別当石王丸が、滝壷から光を放つ薬師如来に逃げ道を教示されたという不思議な伝説が残されている。(ウイキペディアより)
梅雨け後の炎天下ではあったが、山頂までは木陰の中、最後の難所を登りきると若狭湾が眺められた。
駐車場所(9:30、9:40出発)-野鹿の滝(10:08〜10:21)−登山口477m(10:55〜11:00)-山頂(12:40〜12:45)-(12:50〜13:30、昼食)〜登山口(14:35〜14:40)-駐車場所(15:30)
歩行時間:5時間50分(休憩時間を含む)、 高度差:606m
守山駅に12名が集合、3台の車で頭巾山へ向かう。途中、熊川の宿(道の駅)に立ち寄り、2時30分余りで駐車場所に着く。駐車場所から野鹿の滝に向かう。約1.6q、谷を慎重におり、落差30mの水量にあふれた滝を楽しむ。滝から更に、1.4qで登山口に着く。涸れ沢を渡り、杉林の急坂をつづら折りに登る。ひたすらの登りに、汗が噴き出る。時々の風にホッとする。ィ時間くらいでヒノキやブナが出てくる。ロープが張ってある急坂を登りきると山頂への稜線があり、アセビやネジキが目立つ。少し歩けばや延喜式内社許波伎神社の祠がある山頂に着く。見晴らしは良く、双耳峰の青葉山が見え、その右手に若狭湾の海が広がる。山頂は、炎天、写真撮影の後、少し戻った先の木陰で昼食とする。後は元来た道を注意深く下る。登山口からは、1時間30分、下りは1時間で、林道歩きが結構長いが、沢沿いで涼しげな水音を聞きながらの歩きになった。帰りには、道の駅名田庄に立ち寄った。暑い日であったためか、頭巾山への登山客は我々のグループだけだった。
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野鹿の滝(落差30m) |
岩場に根を張った大杉 |
山頂の祠、ここから急登の岩場 |
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双耳峰の青葉山 |
若狭湾を望む |
山頂スナップ |
行程マップ
(国土地理院の地図を引用)
作成日: 2015年7月27日 |