3)蛇谷ヶ峰 902m ; 関西百名山、雪山体験 詳細ページへ戻る
琵琶湖西、比良山系最北の蛇谷ヶ峰に登った。登山コースはたくさんあるが、冬山ということもあって、最も登山客の多い、朽木グリーンパークからの往復になった。例会で5名の参加であった。春山を思わせる穏やかな日で、雪も固く、壺足で可能だった。山頂からの眺めも良く、南方向に続く武奈ヶ岳への縦走路が一望できた。山頂は積雪1m20pほどで、団体客があって、大賑わいであった。

堅田駅(9:00)−朽木想い出の森グリーンパーク駐車場(10:05、10:15出発)−登山口入口(10:30)−レスキューポイント3(410m)(10:50)−沢(11:00〜11:10)−レスキューポイント4(552m)(11:25)−レスキューポイント5(660m)(11:45)−レスキューポイント8合流点(813m)(12:10〜12:15)−山頂(12:30〜13:25、昼食)−レスキューポイント8(813m)(13:40)−レスキューポイント5(660m)(13:50)−500m地点(14:05〜14:15)−レスキューポイント3(410m)(14:30)−登山口入口(14:45)−駐車場(15:05)
            歩行時間3:30(登り2:00、下り1:30)、休憩1:20(内昼食0:55)、歩行距離7:47km、累積登高:751m

 堅田駅で大阪からの車に2名が乗車、5名がそろう。途中に出て、367号線を朽木に向かう。道の両脇は雪が残っているが、随分と少ない。木〜金曜日にかけ雨が降ったせいもあって、田圃も雪がほとんど溶けている。朽木本陣に立ち寄り、サバ寿司を購入し、昼食の一部とした。朽木想い出の森グリーンパークで駐車し、身支度をして出発する。雪は少なく、3月のような陽気だ。すぐに暑くなって、上着も脱いでしまう。バンガローを過ぎると、左手より登山道に入る。水を吸ったべちゃっとした道を歩く。一旦下り、沢を渡るといよいよ登りになる。雪道で、勾配もあるが、雪はしまっており、壺足で十分だ。雑木林の中を歩く。レスキューポイント3まで45分、気持ちの良い雪道を歩く。ここからしばらくして急坂になるが、道は踏み固められ何の不安もない。登りきるとレスキューポイント4で、朽木いきものふれあいの里からの合流地点となる。ここからは傾斜が一旦はゆるくなり」、レスキューポイント5あたりでは左側が杉林になる。尾根筋の向こうは朽木スキー場方向になる。気持ちの良い尾根筋歩きになる。勾配も急になるが、雪道で帰って歩きやすい。見晴らしも良くなってきて朽木の集落が見える。レスキューポイント8で更に合流する。少し進めば、スキー場からの登山道に合流し、見晴らしの良い尾根を一登りで山頂に着く。山頂は登山客でにぎわっている。見晴らしは、ほぼ360度のパノラマで、南方向に、地蔵山790m、釣瓶岳1098m越しに武奈ヶ岳1214mが比較的鋭角の山頂を見せる。なかなかに見ごたえがある。
反対方向に目を転じれば、リトル比良の左手に高島市の市街、琵琶湖が見え、北には三重嶽、武奈ヶ嶽と続く高島トレイルが続く。西方向は百里ヶ岳への稜線が見える。カップ麺と、本陣で買ったサバ寿司を5人で分け、辺りを少し歩く。山頂の積雪は1m20pだが、雨の後か結構しまっており、少しばかり新しい雪が被さっている。無風、穏やかな天気で、山頂で1時間弱時間をつぶす。他の4人は、持参したワカンを使って、私は壺足のままで歩きまわる。ボードを持ってきた若い3人ずれがスキ−場方向へスイスイと滑って行く。帰りは快調に下る。歩きやすい。元来た道になるが、1時間40分で駐車場に下りた。写真撮影に時間を使っており、もう少し早く降りることができる。3月早春を思わせるような陽気で、楽しい雪山経験だった。
     
 沢を渡る  気持ちの良い雪道が続く(朽木の集落)  山頂スナップ写真
     
 南方向、釣瓶岳越しに武奈ヶ岳  下山開始  山頂(RP8付近から

行程マップ(同行の清水さんより拝借)


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作成日: 2015年1月27日