7)大野山(兵庫県猪名川町)753.5m : 2016年3月20日  2016年 山の記録に戻る

大野山(おおやさん)は、兵庫県川辺郡猪名川町にある標高753.5mの山である。山頂部は猪名川町にあり、北摂山系・丹波高地に属する。ふるさと兵庫50山のひとつ。標高753.5mの大野山は山頂からはほぼ360度の視界が見渡すことが可能で、北摂山系をはじめ六甲山、篠山や京都方面の丹波の山脈、遠くは瀬戸内海や大阪市街も望むことができる。山上には三等三角点が存在し、方位盤も設けられている。春には猪名川町花のツツジやアジサイが山中に咲き、秋にはススキ、ハギが咲く光景が広がる。大野山肌の上昇気流を使いパラグライダーを楽しむ光景も見られる。頂上付近まで車で登ることができ、駐車場も整っており手軽に山歩きが可能である。山頂付近にはキャンプ場が整備され利用客も多い。また猪名川天文台アストロピアがあり、直径50cmの天体望遠鏡が設置されており、年間を通じて天体観測をすることができる。(ウィキペディア(Wikipedia)より)

JR川西池田駅(8:20)〜買い物(8:45〜9:15)〜登山口駐車場所(西軽井沢バス停付近)(9:30、9:40出発)−分岐400m(9:55)−林道終点515m(10:10)−電波塔(10:45)−大野山山頂(10:55〜11:05)−岩めぐり入り口710m(11:17)−花立岩(11:30〜12:55、鍋昼食)−岩めぐり() − 岩めぐり出口(13:35)−岩めぐり入り口710m(14:04)−キャンプ場(14:10〜14:13)−大野山山頂(14:17〜14:20) −分岐730m(14:25)−分岐400m(15:00)−登山口駐車場所327m(西軽井沢バス停付近)(15:10、15:15出発)〜道の駅いながわ(15:30〜15:50)〜JR川西池田駅(16:25、15:33電車)
           歩行時間:4時間5分       休憩時間:1時間25分 、歩行距離: 9.6q、  累積高度:902m    

JR川西池田に集合、予定よりやや遅れて出発する。昼の寄鍋材料をイオンモールで購入し、途中でもう一人の参加者と合流し、合計8名が西軽井沢バス停付近の空き地に到着する。材料と水を分け合い、準備が終了し、出発する。名前の通りだが、かっては別荘地であったのだろう。荒れ果てた家屋が両方にある。しばらくで舗装がなくなり、左手に道がわかれる。ここを直進し(本来の道は左手で、表示には大野山とある)、渓流に沿った形で進む。やがて、行き止まりになり、間違いに気づく。GPSで確認したところ、左手に急坂を登れば稜線で合流することがわかった。35分ほど時間をかけ、道なき道を登る。ほとんど広葉樹林帯で見通しは悪くない。そろそろ休憩がほしいと思った頃に、電波塔が右手に、さらに違う電波塔が進行方向に現れ、稜線が近いことがわかる。しばらくで、登りも穏やかになり、先の電波塔の下に出る。ちょうど道案内があり、登り口の西軽井沢と山頂の表示が直角で示されている。鍋用にフキノトウを収穫し、すぐに山頂に到着する。山頂には白やピンクのアセビの花が咲き、13000本と言われるアジサイが広がっている。花時期ではないがいろいろな種類の花が咲き、それは見事だということだ。お昼には時間的に早いので、岩めぐりのコースまで行き、花立岩のところで鍋の準備をする。テキパキと進み、賞味する。1時間25分の食事休憩は大変楽しい時間になった。果物、コーヒーを味わい、計50分の岩めぐりを楽しむ。すでに済んだ腰掛岩、花立岩を皮切りに、十界岩〜うるし岩、ひときわ目を引く大夫婦岩〜おにぎり岩〜写真を撮った太鼓岩と続く。更に、大神岩〜UFO岩〜カメレオン岩と過ぎ、最後にふくろう岩を見やって、コースを完了する。途中、篠山の3山、小金ヶ嶽〜御嶽(三嶽)〜西ヶ嶽の多紀アルプスが目を引く。出口からアジサイ園・キャンプ場に向け車道を戻る。途中、崖の下には、ゴルフ場が広がり、大船山の円錐の山容が目を引く。そんp左奥には六甲山の山並みが続く。瀬戸内海は見えなかった。山頂に、再度360度の眺望を楽しみ、先の表示から右手方法に進み、山腹に沿って高度を下げる。湧水があったが、皆のするように飲むことを遠慮する。アブラチャの黄色い花も咲き、春はすぐ目の前だ。40分で朝間違った分岐に到着、すぐに駐車場所まで戻る。帰りに、道の駅に立ち寄り、たい焼きならぬいな坊焼で亜中を見たし、エゾヒガンザクラ並木の道をJR川西池田駅に戻った。


山頂写真 花立岩から大船山
花立岩での鍋準備

大夫婦岩 岩めぐりも佳境に
太鼓岩
   
多紀アルプス(左から西ヶ嶽〜御(三)嶽〜小金ヶ嶽)  ヒオドシチョウ   

岩めぐり
猪名川町の観光案内によれば、地元の柏原生産森林組合によって整備され、ハイキングコース『大野山岩めぐりコース』と呼ばれている。コースは、町観光ボランティアガイドの新案内コースとしてガイド案内がされている。素晴らしい眺望や風景に、太鼓岩をはじめとする不思議な形をした巨岩の数々が加わり、自然の造形に目を見張ることができる。大夫婦岩はじめとした溶結凝灰岩や鯉の滝登り岩などの奇形や巨岩が続く。コースの始まりには、コース全体の案内があり、名前の付けられた岩を確認することができる。


行程マップ(清水さんより拝借)

(国土地理院の地図を引用)
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作成日: 2016年3月22日