山と蝶と自然
山の記録詳細ページ : 詳細ページ (2016年度) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2016年
1)綿向山・水無山 (1110m、990m) : 2016年1月10日 詳細ページへ 2016年最初の登山となった。武奈ヶ岳以来2週間ぶりである。表参道を登り、水無山経由で下った。水無山からは尾根筋を西方向に行き、最後に杉林の急坂を 杓子ヒミズ谷林道へ出た。尾根筋経由の下山はわかりにくく、登りに使った方が良い。正月は温かく、またその後も霧氷ができる環境ではなく、この時期としては初 めての経験になった。天気は快晴で、それなりに楽しめた。 2)水井山・横高山 (794m、767m) : 2016年1月16日 詳細ページへ 比叡山系の北の尾根にある両山を歩いた。仰木峠から順に、水井山、横高山と進み、横川中堂から西教寺に下山した。堅田駅からバスで上仰木で下車、里山 道を歩き、仰木峠に出て、稜線を登った。水井山、次に横高山を経て、比叡山の横川中堂から元三大師道を比叡山不動寺に下山した。その後、また、登山道に 入り、車道に出て中部北陸自然道を坂本に向かい、比叡山坂本駅にでた。 3)諭鶴羽山、黒岩スイセン郷 (608m) : 2016年1月17日 詳細ページへ 淡路島にある関西百名山である。山開きは11月下旬で冬に登る山だそうである。今回は時間の制約があり、諭鶴羽神社からの往復になった。2001年12月15日 に表参道から登り、裏参道を経て、市バス停まで歩いた。こちらはずいぶん長かった。神社付近のアカガシの森は有名である。名前の由来であるユヅルハやタブ ノキも特徴である。 4)牛松山 (636m):2016年2月12日 詳細ページへ 牛松山は数多くある丹波富士の1つである。京都府ではほかに弥仙山、兵庫県では、自髪岳、高城山、三尾山などが加わる。亀岡盆地に秀麗な山容を見せる。山 頂までは、一丁から十八丁までの石の道標が有り、十八丁には金昆羅神社が祀られている。保津川下りの船乗りたちの神様として崇められており、休憩所の天 井には組合の奉納による船が2隻つりさげられている。亀岡駅から府道亀岡園部線に入り、上記の道から、国分へ下りた。 5)皆子山(971.5m):2016年2月28日 詳細ページ 18年ぶりの皆子山登山となった。先の山の会に参加できず、1週間遅れで行くことになった。3月末から4月のはじめの陽気、厚手のシャツだけで通した。それでも 汗をかいた。暖冬の影響で登山道は10p程度の積雪で、ないところも多かった。山頂付近は少し多かったが、固くて壺足で十分だった。平から東尾根を直登した 。 6)壺阪寺・高取山:2016年3月8日 詳細ページ 壺阪山駅を出発、高取の町屋ひな祭を見学の後、壺阪寺にお参りした。五百羅漢を見学し、高取城址で楽しんだ後、明日香に向かった。途中、飛鳥川上坐宇須 多伎比売命神社 んだ。 7)大野山(兵庫県猪名川町): 2016年3月20日 詳細ページ 大野山は山頂のアジサイと岩めぐりで有名だ。アジサイは13,000本と言われている。1時間弱の岩めぐりもなかなか良いコースで、太鼓岩はひときわ目を引く。彼岸 の好天気に恵まれ、楽しい山行になった。花立岩での寄鍋も大変に美味しかった。 8)比良山系(坂谷道〜小女郎峠〜小女郎谷道): 2016年3月30日 詳細ページへ 小女郎ヶ池を目指し、坂下からアプローチした。初めて歩く道であったが、前半と中間に急坂があるが、900mを過ぎたころからは視界も開け、高原状を歩く気持ち のよう山行になる。小女郎峠からの小女郎谷(道)は最初はガレ場で、年々崩壊が進み注意が必要であるが、花に時期になればニリンソウやイワカガミがなどが 楽しめる道になる。下山の後半には、薬師ノ滝が登山道のすぐわきにあり、こちらも楽しみの一つとなる。 9)小塩山:2016年4月8日 詳細ページへ 南春日町バス停を出発、比較的早いペースでお目当ての炭の谷に着いた。肌寒い日で、カタクリの花の開花も遅いうえ、目的のギフチョウの撮影はお預けとなっ た。スミレ、ミツバツツジ、エンレイソウ、ミヤマカタバミも咲く春の1日だった。紫のカタクリの花が咲く中に、白いカタクリを3輪見つけることができた。 10)藤倉山〜鍋倉山〜湯尾峠:2016年4月12日 詳細ページへ 福井県今庄駅の目の前に広がる山並み、古い宿場町だけに、神社や寺が多く残っている。新羅神社のカタクリ、稜線上のギフチョウも多く、快晴の山歩きになっ た。八十八ヶ所霊山 弘法寺では豚汁をたくさんご馳走になるという幸運にも恵まれた。春の花も咲いていた。 11)筱見四十八滝・小金ヶ嶽(篠山):2016年4月17日 詳細ページへ スタートの筱見四十八滝は、四十八滝と呼ばれるが、実際には8つの滝が続くコースである。沢沿いの道を歩くことになるが、滝が連続しているくらいだから急峻 な岩の崖を登る。登り切った先からは多紀連山とよばれる縦走路となっている。今回はその1つである小金ヶ嶽まで縦走し、峠のある大タワまでを歩いた。春たけ なわの快晴の空、ヒカゲツツジが咲く変化に富んだ山行となった。 12)白山山系(三ノ峰〜別山): 2016年4月30日〜5月1日 詳細ページへ 朝晴れていた天気も、午後、三ノ峰避難小屋に入るころには、氷点下、アラレが降り、その後雪になった。1日も冷たい風の中を別山に向かった。山頂はガスがか かり、指先が凍るような寒さだった。三ノ峰から別山の稜線は雪道が続いた。最後の登りでは、両側とも急勾配の雪の斜面で、痩せ尾根、前日の雪と風で踏み跡 が途絶え、ルート探索に戸惑った。山頂は、真冬の様相、北アでの遭難事故を帰ってから報道で知った。下山では、登頂した山容を確認することができた。気温も 上がり、花々を楽しむことができた。 13)三草山(大阪府能勢町) 564m:2016年6月14日、ゼフィルスの森、ヒロオビミドリシジミ、ミズイロオナガシジミ、アカシジミ、詳細ページへ この時期に見られるヒロオビミドリシジミを求めて昨年に続き柵人に続き訪問した。 ゼフィルスの森は保護のため、採集は勿論、安易な立ち入りは厳しく制限さ れている。今年は、あまり数も多くなく、遠くで止まったり、陰に隠れたりで結構手間取った。お昼過ぎには山頂を踏み、北摂の大船山、有馬富士、妙見山などを見 た。 14)峰床山〜八丁平 970m :2016年6月18日、京都第二の高峰 詳細ページへ 9年ぶりの峰床山登山となった。前回同様、坊村から鎌倉山経由で峰床山に行き、八丁平から中村に下山するコースである。前の記憶が余りなく、最初の急登、 稜線のアップダウンの多さ、山頂からのなかなかの眺望、江賀谷の渡渉等、なかなかに変化に富んだものだった。この季節、木々の白い花々が楽しめた。その中 で、タニウツギのピンクが鮮やかであった。 15)東ヌプカウシヌプリ山 1252m : 2016年7月8日 詳細ページへ 然別湖の近く、白樺峠を挟み、西ヌプカ牛ヌプリ山と東ヌプカウシヌプリ山がある。山頂からさらに進んだ岩場には、カラフトルリシジミとナキウサギが生息する。今 回はチョウ撮影の遠征であり、カラフトルリシジミの撮影が主目的で登った。今年はチョウの発生が遅く、目的は達成できなかった。ナキウサギは見ることができた 。岩場の最上部からは十勝連山が一望できた。このあたり、昨年の台風崩れで被害を受け、この山も昨日の7月7日にやっと登山禁止が解けたばかりだった。 16)貴船山〜鞍馬寺:7月31日 詳細ページへ 真夏の低山歩き、よく親しまれているコースを歩いた。叡山電車のニノ瀬駅から貴船山にいたり、そして滝谷峠を経て川床で有名な貴船に下りた。賑やかな渓流 沿いから、鞍馬寺へ抜けた。山樹林帯の中で暑さは随分ましだった。 17)南アルプス遠征:7月5日〜7日、北岳〜間ノ岳〜農鳥岳縦走、 詳細ページへ NHKBS103、8月11日の山の日に放送された番組(にっぽん100名山スぺシアル)の始まりに取り上げられた3000mの稜線が続くコースを歩いた。3人による南ア ルプスの遠征である。北岳への登り、二股を過ぎたあたりで軽い夕立に出会ったが、それ以外は快晴の中、展望を満喫しながらの山行だった。農鳥岳を登り、3百 名山は238山になった。 18)南アルプス遠征:甲斐駒ヶ岳:8月8日、 詳細ページへ 3日間の白根三山の縦走の余勢をかって、甲斐駒ヶ岳に登った、2001年以来15年ぶり、素晴らしい眺望を満喫した。人出は最高、すれ違いにずいぶん時間を取ら れた。登りは双子山を経由、下りは駒津峰から泉水峠に下りた。峠ではアサヨ峰に登ったもう一人の同行者に出会い、北沢峠まで一緒した。仙水小屋で飲んだ水 は最高だった。 19)余呉トレイル(栃ノ木峠〜河内山〜中河内):8月21日、詳細ページへ 踏み跡ははっきりしないところが随所にあり、 だった。 イルの道を見つけることができた。 20)八ヶ峰 800m :9月24日 関西百名山 詳細ページ 昨年の計画で実施できなかった山である。福井と京都の県境に位置し、五波峠からの稜線歩きは、ブナ林とミズナラの広葉樹林帯を歩くなかなかに良い山行が 経験できる。今回は、八ヶ峰旅行村から登り、五波峠に下りた。秋の雰囲気はまだまだであったが、緑が素晴らしく、足元には大きなキノコがたくさん見られた。 21)北陸遠征(赤兎山) 1629m :10月9日 詳細ページ 登山口到着が11時45分と遅いため、小原登山口から山頂往復にし、避難小屋までは行かなかった。山頂からは別山〜三ノ峰が見渡せ、白山山頂は雲がかかり、 南東には経ヶ岳が見えた。避難小屋への草原の道は草紅葉と紅葉が眺望できた。 22)北陸遠征(籾糠山) 1744m :10月10日 詳細ページ 天生峠から天生湿原を通り、籾糠山山頂に至った。山頂からは東方向は、一面の雲海で、その上に南南東から、御嶽山、次に乗鞍岳、さらに東にかけ、穂高連 峰、笠ヶ岳、槍ヶ岳、薬師岳と北アルプスが続く。空は晴れ渡り、眺望を十分楽しんだ。 23)高島トレイル(黒河峠〜乗鞍岳) 865m : 10月16日 詳細ページ 高島トレイルの未踏部分、黒河峠と乗鞍岳の間を歩いた。ブナ原生林で覆われた稜線は気持ちの良い歩きであった。紅葉にはまだまであったが、青空の下、秋 の1日を満喫した。今回の踏破で北の部分は大谷山までつながった。 24)冠山 1257m : 10月22日 詳細ページ 10年ぶりの冠山だった。登山時よりも下山時の方が紅葉が深まったような気がした1日だった。道すがら、ミヤマアキノキリンソウ、ユキザサの赤い実などを見るこ とができたが、なんといっても山頂のコメツツジの狂い咲きが今日の一番の収穫だった。晴れ間とはいかなかったが、そこそこの紅葉が見られ、楽しい山歩きだっ た。 25)雨乞岳 1238m : 10月27日 詳細ページ 4年ぶりの雨乞岳になった。コースもそのまま、武平峠からクラ谷を経由して山頂に至り、東雨乞岳から県界尾根を下った。いっぷく峠の分岐から鈴鹿スカイライン に下りた。紅葉もそこそこで、快晴に恵まれた。山頂からは鈴鹿山脈が一望された。 26)日本コバ :10月30日、詳細ページ 名前の由来であるが、日本一の木場(こば)が転じた説と登山途中に休憩所(コバ)を2回(2本)経ると山頂に至るとの説がある。今回は、蓼畑からの藤川谷コース から山頂を目指し、政所へ下山するルートを取った。山頂からは、北西方向の尾根を通り、時計周りの周回コースを取って、政所コースに合流した。このコース、 点線で記載されているだけあって、注意深くテープを確認しての歩きになった。紅葉には少し早かった。 27)賤ヶ岳〜山本山:11月5日、詳細ページ 古戦場として有名な賤ヶ岳から山本山を歩いた。300〜400mの低山ながら起伏に富み、余呉湖、琵琶湖を見ながらの稜線歩きである。近江湖の辺の道の1部分で もある。快晴のなか、少し進んだ紅葉を楽しみながらの山行になった。 28)高島トレイル(おにゅう峠〜ナベクボ峠):11月12日、詳細ページ 紅葉の時期、まだ歩いていないおにゅう峠からナベクボ峠を歩いた。峠は雲海の絶好ポイントとして知られ、車が多かった。ナベクボ峠まで稜線歩き、結構なアッ プダウンもあり楽な歩きではなかった。随所で素晴らしい紅葉に出会い、落ち葉が敷き詰められた道はなかなかに良かった。 29)比良山(白滝山〜音羽池〜長池池めぐり):11月20日、詳細ページ ゴンドラで打見山山頂まで行き、汁谷から関電の巡視路を利用して、4つの池(オトワ池、カシラコ池、スギヤ池、長池)を経由して白滝山に登り、帰りはオトワ池の 分岐から東にとり夫婦滝の分岐に出た後、白滝谷を打見山に戻るルートを取った。生憎、ガスがかかり、視界はイマイチであったが、かえって幻想的な雰囲気を 味わうことができた。谷の水量もおおく、渡渉に注意を払った。山頂では、道中採ったナメコを使い昼食を楽しんだ。キノコも豊富であった。 30)高島トレイル(岩谷峠〜地蔵峠〜三国峠)最高点カベヨシ818m:11月26日 詳細ページ 今回は、トレイル南部の未踏ルートを歩いた。また、久しぶりの単独行であった。ブナ林東屋付近の駐車スペースに車を止め、地蔵峠〜カベヨシ818m〜岩谷峠と 行き、カベヨシ818m〜地蔵峠と戻った。余力があり、三国峠に更に登り、ブナ林東屋の登山口に戻った。 晴天で、高島トレイルの縦走路を見ることができた。落 ち葉が敷き詰められた道は快適だったが、テープを頼りの歩きで、所々で分かりにくいところがあった。アップダウンもそれなりにあった。 31)高島トレイル(水坂峠〜武奈ヶ嶽・光明寺分岐〜水坂峠〜二の谷山608.2m〜桜峠) :12月7日、詳細ページ 南部分の北にあたる未踏ルートを歩いた。11月27日の後の再単独行であった。水坂峠の手前の高島トレイル表示付近の駐車スペースに車を止め、水坂峠〜 3.5q〜武奈ヶ嶽・光明寺分岐〜水坂峠と往復し、未踏部分(実際には尾根筋を結構下っている)をまず歩き、更に水坂峠から二の谷山に寄ってから、桜峠に下り た。桜峠から駐車場所まで367号約3.3qと保坂から約700mを戻った。 晴天で、水坂峠〜1.8q〜二の谷山〜2.8q〜桜峠の稜線から光り輝く琵琶湖が眺められ た。落ち葉が敷き詰められた道は快適だったが、最初と最後の登り下りは急坂だった。 32)地蔵山(947.6m)〜愛宕山(946m) : 2016年12月10日、詳細ページ 12月の例会、天気予報は近畿中南部は晴れ、北部は曇り、滋賀県では朝5時は時雨模様だった。前には愛宕山から、地蔵山〜三頭山〜星峠と歩いたが、今回 は越畑から芦見峠に登る逆のコースをたどった。時に雪が舞い、少ないながら積雪の風景、霧氷、この時期のナメコ採り、など寒い中ではあったが楽しい山行に なった。愛宕山からの下りは7合目の水尾別れから少し下がった分岐から水尾西尾根を保津峡駅に下った。 33)播磨アルプス(高御位山) 304m : 2016年12月18日 詳細ページ 11月中旬の陽気、北山鹿島神社から登り、鹿島神社に下りる周回コースを歩いた。ミツバツツジやモチツツジたくさん花をつけていた。山頂からは加古川市が眺 望でき、また鷹の巣山周辺の尾根筋からは姫路城の姿を見ることができた。低山ではあるが、岩の岩稜線歩き、素晴らしい眺望など、播磨アルプスと呼ばれるだ けのことはある。山頂は子供も多く、たくさんの人で一杯だった。 34)皆子山 971.5m :2016年12月29日 詳細ページ 山道の木々は雪が積もり、一面の銀世界、その新雪の中を行く素晴らしい山行になった。深いところでは50pを越し文字通りの雪山山行であった。3人の年末登 山は3年連続、昨年は武奈ヶ岳、一昨年は綿向山、いずれも雪を満喫してきたが今年も大満足の登山納めになった。 更新日: 2016年12月31日 |