12)猪鼻ヶ嶽〜砥山 508m、615m :2017年5月7日 2017年山の記録に戻る 猪鼻ヶ嶽は地元日野町の山として親しまれている里山である。山頂は展望がなく、木の成長とともに年々、見通しが悪くなっている。隣の綿向山からは こんもりとしたお椀状の山が見え、一度は登ってみようということになる。鎌掛のシャクナゲ渓谷と組み合わせて登られることも多い。5月の例会、17名の 参加になった。少しは見晴らしの良い砥山との組み合わせになった。新たな林道、表示が見当たらないなど、わいわいと言いながらの山行になった。 守山駅(7:47)〜近江八幡(7:58、8:13近江鉄道乗り換え)〜八日市駅(8:32、8:39乗り換え)〜日野駅(9:02、9:14バス)〜鎌掛のシャクナゲ渓入口駐車場 (10:32、10:40出発)−宝殿林道口(10:00)−登山口(10:10)−猪鼻ヶ岳山頂(10:47〜10:57)−砥山(12:05〜12:40)-登山口方面分岐(13:35)-宝殿林道 口(13:44)−駐車場(13:58、14:22バス))〜日野駅(14:41、14:46バス) 〜八日市駅乗り換え〜近江八幡駅 歩行時間:4時間19分 休憩時間含む 歩行距離:8.53q 守山駅に集合、他駅からの参加者と近江八幡駅で合流した。近江鉄道発行の散策フリー切符を購入し、臨時バスの出る日野駅に向かう。八日市でピ ンクから青の電車に乗り換える。 ピンクから青の電車に乗り換える 日野駅で下車する。バスに乗り、鎌掛のシャクナゲ渓入口に向かう。シャクナゲ見物は有料で、フリー切符の持参者は300円だが、登山終了後の状況 次第にする。駐車場にはシャクナゲが咲いている。宝殿林道口に向かう。道には、フジ、マムシグサ、レンゲツツジ、ヒメハギなどがが咲いている。車止 めのある林道口から入り、しばらくで左手の林道に入る。すぐにスギ林の中に宝殿山と書かれた登山口があり、つづら折りに登る。テープがあって、そ れを確認しながら登る。 登山口i 足元には、野草のヒメハギ、キランソウ、ツクバキンモンソウ(の変種)などがあって、Iさんが写真に収める。途中、綿向山〜竜王山、蔵王ダムが見渡せ る。黄砂の影響で霞んでいる。急な道は、やがて右方向に曲がって行き、稜線に出る。見通しのない中を少し進めば、山頂表示が出てくる。落葉樹の中 、木が密集している。緑の新芽も出てきている。勿論展望はない。とりあえずは後から来た夫婦連れにシャッターをお願いする。 猪鼻ヶ岳山頂 砥山に向かう。登ってくる途中、左手にやや尖った山容が見えた。先ほどの曲がるところまで戻り、黄色のテープがあるところを直進する。踏み跡はあり 、テープも確認できる。稜線歩きだ。左手には、綿向山も見える。20分ほど歩くと、道にはイワカガミが現れる。ウスピンクで、やや時間が経っていると思 われる。その後もしばらく続く。やがて、宝殿林道に出る。ここからは林道歩きになる。右手に網フェンスが現れ、細い道が分かれる。何の表示もないが 、実はここが正規の稜線の道で、すぐにフェンス沿いにシャクナゲ渓に下る道が右手に分かれているのだった(ただし、日野町の話では通行?というこ とであった。林道は左方向にカーブし、砥山に向かって右にゆるやかにカーブする。山のちょうど下あたりに来たのに、道らしい道がない。倒木の斜面に テープを見つけ何とか上ると、林道に出る。最近、削ったような林道である。更に林道を横切る格好でテープがある。古いテープであるが、仕方なく登っ た様子がうかがえる。先陣の女性3名が果敢に挑戦、山頂に着く。後が続くことができるか、もっと良い道がないか確認のため、稜線を元に戻るような格 好で下り、林道を先ほどの登り地点に戻り、更にその先の稜線から登り返し、山頂に戻った。ちょうど1周する格好になった。後続は結局倒木の同じ道を ついて登った。山頂からは少しばかり展望が開け、鈴鹿山系が垣間見える。すぐ先の西山、その奥には能登ヶ峰759m(能登山ではない)、宮指路岳〜 仙ヶ岳方向であろうか。狭い山頂であるが思い思いに場所を確保し、昼食とする。 砥山山頂(615m)砥山からの眺望(東方向) 35分間の賑やかな昼食タイムの後、稜線を下る。急な道で注意深く下る。向かってきた広い林道を右手下方に見て進む。左手に奥滝へ下る分岐点を 注意深く見ながら進むが、よくわからない。少し小高くなったところに向かって、比較的新しいテープがあるが(この道は尾根筋の道で予定の谷筋の道で ない)、巻くような格好で踏み跡を進む。谷筋(奥滝)への分岐も分からず、網フェンスのところで林道に合流する。その、フェンス沿いに、左手に踏み跡 があり、それがシャクナゲ渓に下る道だろうと思われた。先の林道を戻り、猪鼻ヶ岳への道を分け、宝殿林道を歩いた。切り立った岩場や崩れかかった 崖に沿って進む。道は広く、ゆったりとしている、左手に先ほどの砥山が見える。 宝殿林道から砥山 登山口への分岐に戻り、更に宝殿林道口まで戻る。途中、チゴユリをIさんが写真に収めた。どこにあったか皆目見当がつかない。 フジの先に猪鼻ヶ岳 鎌掛のシャクナゲ渓入口駐車場に戻り、バス時間まで買い物、撮影をして過ごす。ムラサキシジミ、トンボが見られた。 チョウ ムラサキシジミ 砥山山頂では、カラスアゲハが飛んでいた。 花
行程図(栢さんより拝借) (国土地理院より引用) 2017年山の記録に戻る 作成日: 2017年5月10日 |