6)三上山 432m :2017年4月5日 2017年山の記録に戻る

三上山(みかみやま)は滋賀県野洲市三上にある山。一般には近江富士として知られる。標高432m。、関西百名山としても知られている。ふもとには御
上神社や滋賀県希望が丘文化公園がある。平野部の残丘(浸蝕から取り残され、孤立した丘陵。モナドノック(英:Monadnock))であるため標高に比して
目立ち、琵琶湖を挟んだ湖西地方からでも望める。南西部を野洲川が流れる。歴史としては、『古事記』『延喜式』にも記述が見え、また和歌にも詠まれ
た由緒ある山である。紫式部が「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだように近江富士という愛称がある。藤原秀
郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の異名も持つ。中世以降、周囲の山々が燃料などの採取目的に伐採が続けられて、大
規模にはげ山化していったが、三上山は取り残されるように青々とした山様を維持した。このことからランドマーク的に存在感を増し、松尾芭蕉が「三上
山のみ夏知れる姿かな」と詠んでいる。
登山道は西側に表登山道と裏登山道が、東側に花緑公園側登山道がある。また、山の中腹を回る、中道がある。(ウイキペディアより)

 数年ぶりの登山になった。小1の孫一人を連れての登山で、表参道から登り、裏参道に下山した。ハラハラしながら後を歩いたが身軽な孫には少々驚
いた。山頂近くではアセビの花、妙見堂跡ではリュウキンカが咲いていた。途中、下山する親子4人、山頂では、男性に出会った。
 


御神神社駐車場(13:46出発)−表参道登山口(13:51)−妙見堂跡(14:02)−割岩(14:16)−山頂(14:34〜14:58)−希望ヶ丘展望所(15:02)−打越(
15:35)−ヒノキ林(15:45)−裏参道登山口(15:56)‐御神神社(16:05)−駐車場(16:15) 
           歩行時間: 1時間50分  歩行距離 3q

 
御神神社の駐車場に車を止め、出発する。道端のサクラもちらほら咲きである。8号線を少し歩き、信号を登山口に進む。案内板があり、階段の道を進
む。結構な傾斜で、歩幅も広いが、小さな孫は心配するくらいのペースで歩く。崩れかけた廃屋を過ぎると妙見堂跡になる。登山道の案内表示が出てい
る。2箇所にリュウキンカの花が咲いている。
リュウキンカが咲く

ここからは登山道である。しばらくで、裏登山道への分岐に出る。結構な登りで、根が現れている。ヒノキ林の中を歩く。常緑樹に混じり、落葉樹がある。
親子連れ4人とすれ違う。二の越の表示を過ぎ、しばらくで割岩の表示が出てくる。こちらにを経由して行く。岩に挟まった格好の孫の写真を撮る。

割岩、何とか大人も通れる。

ここからは、岩ばかりの道になる。気をつけながら進む。手すりのついたところもあるが、後ろから注意をかけながら進む。結構長く感じるが、展望台と
表示が出てくれば山頂は一息だ。山頂に出、神社でお参りし、その奥の最高点に行く。ベンチには男性が1人坐っていた。少し会話する。元に戻り、山頂
神社前にある
大きな岩(締め飾りがされた磐座(いわくら))に腰掛ける。水分を補給、おやつを食べる。
が一望できる。


奥宮  奥の最高点
 
それから展望台に行く。展望はなかなかで、
飯道山〜阿星山〜金勝山〜竜王山〜田上山(湖南アルプス)〜岩間山〜音羽山〜(この間にポンポン山、小塩山、大文字山)〜比叡山〜横高山〜水
井山〜比良山系(ヒノキが大きくなり、年ごとに展望がなくなる)
が一望できる。



山頂にアセビが咲き、裏参道の道では多くなる。左手に希望ヶ丘、鏡山などを見ながら裏参道を歩く。急な下りになる。
アセビがびっしり
小石が混じり歩きにくい。ひとしきり下ったところが打越である。中段の道山腹を巻く形で出ている。北方向に行けば希望ヶ丘花緑公園に下りる道に達す
ることができる。ここからの下りも結構急である。ヒノキの樹皮が剥かれ、赤い幹が露わである。結構な数になる。ヒノキ林の下はベニシダで覆われてい
る。みどり一面である。道は根っこが露出、所々、岩の道である。

表参道への道を分けるとネットでふさがれた登山口で、天保義民碑が置かれたところである。左手の山肌が大きく伐採され、茶色の地肌が痛々しい。環
境破壊とはこのことだろう。広い範囲にに驚きながら、車道に出て少し進めば、行きの表参道のところに戻る。駐車場所に戻る前に、御神神社を見学し
た。神社の屋根越しに三上山の山頂が顔を出している。


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作成日: 2017年4月8日