22)三上山 432m :2019年6月22日 2019年山の記録に戻る 三上山(みかみやま)は滋賀県野洲市三上にある山。一般には近江富士として知られる。標高432m。、関西百名山としても知られている。ふもとには御上神社や滋賀県希望が丘文化公園がある。平野部の残丘(浸蝕から取り残され、孤立した丘陵。モナドノック(英:Monadnock))であるため標高に比して目立ち、琵琶湖を挟んだ湖西地方からでも望める。南西部を野洲川が流れる。歴史としては、『古事記』『延喜式』にも記述が見え、また和歌にも詠まれた由緒ある山である。紫式部が「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだように近江富士という愛称がある。藤原秀郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の異名も持つ。中世以降、周囲の山々が燃料などの採取目的に伐採が続けられて、大規模にはげ山化していったが、三上山は取り残されるように青々とした山様を維持した。このことからランドマーク的に存在感を増し、松尾芭蕉が「三上山のみ夏知れる姿かな」と詠んでいる。登山道は西側に表登山道と裏登山道が、東側に花緑公園側登山道がある。また、山の中腹を回る、中道がある。(ウイキペディアより) 今年、3月12日、5月25日に2度登って以来になる。梅雨入りが遅れ不安定な日が続くが、今日の天気も予報が良い方にはずれ、好天になった。お目当ての花はまだのようで期待外れだったが、前回には見られなかったオオトンボソウがいよいよ開花前であった。キイチゴ、ツルアリドウシも楽しめた。土曜日とあって、たくさんの登山客だった。表参道の下りは、割岩あたりから、本道をはずれ、静かな歩きになった。 御神神社駐車場(9:10、9:14出発)−表参道登山口(9:20)−中段の道・表参道分岐(9:26)〜中段の道(北回り)散策〜=田中山分岐(10:34)−山頂・花緑公園分岐(10:36)−三上山山頂(10:58〜11:00)−表参道−表参道脇道(11:25)−表参道・北回り分岐(11:31)−登山口(11:38)−御神神社駐車場(11:43、11:48出発) 行動時間:2時間30分 、行程5.1q 御神神社駐車場に車を止め、出発する。駐車場では準備中の登山客、登山口までは3組ほどのグループが先行している。田んぼの中の道を表参道登山口に向かう。フェンスを開け、スタートする。山頂への分岐では、中段の道・北回りを取る。かねての探索予定地がなかなかはっきりせず、手間取ってします。電話で山仲間に確認し、やっとのことで確認できたが、目的はお預けだった。結局30分以上を行ったり来たりした。4分ほどで田中山分岐、2分で山頂への分岐に到着し、山頂を目指す。このコースの今日の目的は、オオトンボソウの確認だった。1月前には、株すら確認できなかった。慎重に登り、うろ覚えの場所に来て、昨年同様、株を確認できた。数日で開花すると思われる。今年も健在でほっとした。近くには、ノイチゴと思われるキイチゴもあった。赤い種類と黄色の実の2種だ。ここからは一気に山頂にである。三角点には3グループ、さらに展望岩にも何組かが速い食事中だった。のどを潤してから、表参道を下る。こちらにも目的があった。ゆっくりと慎重に探しながら下るが、こちらも空振りだった。機会を見てまた訪れたい。岩場の横にはツルアリドオシがかわいい白い花を咲かせ始めた。何ヶ所かで撮影をして下る。上部は岩場の連続で、濡れたところは滑りやすい。割岩分岐を過ぎったたりから、道を右手に分け進む。ピンクのテープもあり、踏み跡もあって大丈夫だ。歩きやすい道で本道よりも快適である。最後には左手に踏み跡をたどれば、中段・表参道の分岐に突き当たる。ここからは駐車場に戻った。途中、10名以上の子供たちを連れた一行に出会い、元気な挨拶をもらった。
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