7)三上山 432m :2019年3月12日 2019年山の記録に戻る 三上山(みかみやま)は滋賀県野洲市三上にある山。一般には近江富士として知られる。標高432m。、関西百名山としても知られている。ふもとには御 上神社や滋賀県希望が丘文化公園がある。平野部の残丘(浸蝕から取り残され、孤立した丘陵。モナドノック(英:Monadnock))であるため標高に比して 目立ち、琵琶湖を挟んだ湖西地方からでも望める。南西部を野洲川が流れる。歴史としては、『古事記』『延喜式』にも記述が見え、また和歌にも詠まれ た由緒ある山である。紫式部が「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだように近江富士という愛称がある。藤原秀 郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の異名も持つ。中世以降、周囲の山々が燃料などの採取目的に伐採が続けられて、大 規模にはげ山化していったが、三上山は取り残されるように青々とした山様を維持した。このことからランドマーク的に存在感を増し、松尾芭蕉が「三上 山のみ夏知れる姿かな」と詠んでいる。登山道は西側に表登山道と裏登山道が、東側に花緑公園側登山道がある。また、山の中腹を回る、中道がある。(ウイキペディアより) 9ヶ月ぶりの登山になった。昨年はコクランを探しての歩きであったが空振りになった。今回は、表参道、裏参道から、中段ノ道をぐるりと歩いた。行動時間は4時間、裏参道は台風による爪痕が残っていたが、打越から中段ノ道に入り、穏やかな歩きを楽しんだ。アセビやヤブツバキの花も綺麗だった。 裏参道登山口駐車場・天保義民碑(10:10、10:20出発)−表参道・裏参道分岐(10:25)−妙見堂跡(10:30)−割岩−山頂(11:23〜12:05、昼食)〜裏参道〜打越(12:45)−希望ヶ丘花緑公園分岐(13:23)−田中山北尾根分岐(13:27)−妙見堂−表参道・裏参道分岐−裏参道登山口駐車場(14:15、30出発) 行動時間:3時間57分 歩行時間:約3時間10分 歩行距離:4.46q 累積登高:504m 裏参道登山口の駐車場に到着する。先に自転車で来ていたNさんと合流し、3人で出発する。イノシシ除けのフェンスを開け、スタートする。昨年から砂防ダム風の工事がたけなわであった。規模の大きさに驚く。 ![]() すぐに表参道・裏参道分岐にでる。 ![]() 急な岩場のある表参道が登りに適している。200mほど歩くと表参道に出て、石の階段を上った先が妙見堂跡である。登山道の案内表示が出ている。1昨年の4月にはリュウキンカが咲いていた。少し先が登山道になる。ヒノキ林の中を歩く。ヒノキの根が現れた登山道である。常緑樹に混じり、落葉樹がある。二の越の表示を過ぎると、しばらくで割岩の表示が出てくる。我々には岩の間を通るのは無理と判断し、そちらはやり過ごす。 ここからは、岩ばかりの道になる。気をつけながら進む。左右のアセビはピンクが入りきれいだ。 ![]() ![]() 手すりのついたところもあるが、注意深く進む。北方向には市街地、遠くには雲のかかった比叡山や音羽山が見渡せる。展望台と表示が出てくれば山頂は一息だ。山頂に出、神社でお参りし、その奥の最高点に行き、昼食にする。ベンチには登山客がいるが、残った2つのベンチでゆっくりと食事にする。途中で男性の登山客がスマホを手に、落とした人を探しているが、該当者はいないらしい。40分の休憩で、下山にかかる。登りもそうであったが、木々の密度が低い。希望ヶ丘や鏡山を樹間に眺めながらしばらくで、急坂にかかる。特に裏参道は昨年の台風で倒木が激しい。やや脇道のコースを取り、姥の懐と書いたところで合流する。 ![]() 裏参道でもアセビが咲いている。こちらは白色が中心になる。小石や岩がむき出しで歩きにくい。ひとしきり下ったところが打越である。中段の道山腹を巻く形で出ている。南回りコースを取れば希望ヶ丘花緑公園に下りる道に達する。北コースは表参道の二の越しに出る。 ![]() 穏やかな歩きのできるき南回りコースを取る。日当たりもあって、下山時とは打って変わった雰囲気になる。ヤブツバキ、さらに進むと菩提寺山から希望ヶ丘がよく見える。ヒノキ林の中に樹皮が剥かれ、赤い幹が露わになっている。結構な数で、大きな木が中心だ。ヒノキ林の下はベニシダで覆われている。みどり一面である。 ![]() 中段の道は、三上山の山腹を一周するだけあって結構長い歩きになる。打越から40分ほどかかって、希望ヶ丘花緑公園分岐が2つ、すぐに田中山北尾根分岐と現れる。ここからもヒノキ林とベニシダの道が続く。途中、寺への道が分かれるがそのまま進めば、妙見堂に戻る。ここからは朝の登りの道を戻る。 ![]() コースマップ ![]() 2019年山の記録に戻る 作成日: 2019年3月13日 |