10)比良山系堂満岳1057m;2020年2月15日 2020年山の記録に戻る
堂満岳(どうまんだけ)は、滋賀県大津市にある標高1,057mの山。別名は近江八景の「比良の暮雪」にちなみ暮雪山。 比良山地の稜線が琵
琶湖寄りに張り出したところにあり、山麓や琵琶湖の対岸からよく目立つ。山頂から東側へ琵琶湖に向かって稜線が延びており、堂満東稜道
という登山道が整備されている。 途中の標高約500mの地点には、ノタノホリという池があり、モリアオガエルが生息していることで有名である
。 東稜の北側と南側は急斜面となっており、それぞれ北壁、南壁と呼ばれている。山頂付近や北側の金糞峠にかけての尾根にはホンシャク
ナゲが多く見られる。(ウイキペディアより)
2008年の秋以来になった。堂満への途中の、ノタノホリには池がある。かっては趣があったが、最近では荒れ果てて、見る影もない。堂満東稜道は今朝は誰も通った後がなく、あちこちで膝の植えまで突き抜けた。それでも今年は雪が本当に少ない。壺足で通した。
自宅(8:10)−イン谷口駐車場所(8:45、8:49出発)−堂満東稜線分岐(8:53)−ノタノホリ(9:30)−堂満東稜道−堂満岳(11:10〜11:20)−縦走路合流点(11:43−金糞峠(11:52〜12:20 、昼食)−青ガレ(12:47)−大山口(13:09)−イン谷(13:23、13:30出発)−自宅(14:00)
行動時間:4時間34分 歩行距離:7.7q 累積登高:863m
イン谷口に到着。左手に入り、橋を渡る。しばらくいくと、堂満岳への分岐に出る。表示があって右折する。しばらく行くと、谷筋に道を取るのだが、倒木があって、踏み跡のある上の道を選んだところ、すぐに行き止まりになり、先ほどの谷筋の道を詰める。行き止まりになり、細い谷筋を渡って、登った先の別荘地の舗装道を進む。左手に登山道が現れ、表示で確認できる。ごろごろとした道をつづら折りに歩く。落葉した樹間からは、琵琶湖が見える。
。kれている。歩くこと、40分弱でノタノホリの池に着く。池の表面は落葉や枝、ごみで見る影もない。撮影だけはしてすぐ先に進む。
ノタノホリ
しばらく平坦な道を進む。スギ林の道がつづく。谷筋に出ると、下部からの道(踏み跡)が出てくる。
ここから、登りにかかる。細くて深くなった登山道は歩きにくい。次第に高度を上げると、落葉樹林がだんだん出てきて、落葉越しの稜線もなかなかすばらしい。最初の比較的平坦な部分まで登りつく。次第に積雪が深くなるが、一面というわけでなく、深いところや地肌が見えるところも出てくる。このコース、今日はまだ誰も歩いていないため、深みに足を取られる。一旦平坦なところに出ると、前方に堂満のピークがどんと構える。
前方に堂満のピークが
時には膝上まで緩んだ積雪に足を取られる。あちらこちらと歩きやすい部分を探しながらで、思ったより時間を取られる。左右に、本シャクナゲの木が出てくるようになると、あと一息で堂満岳山頂である。踏み跡のないところを頑張って山頂に着く。深いところで70p程度であろうか。
琵琶湖越しの近江八幡の山々は霞んではっきりしない。そのうち、谷筋を上がってきた単独者が現れ、しばらく話す。冬時はこのんで来るそうだが、今年は極端に雪が少ないとのことだった。これから武奈ヶ岳まで行くとのことだった。
またしばらくで、中年の男女が現れる。撮影をお願いし、一足先に金糞峠に向かう。
山頂は数十センチの積雪だが、稜線は少なく、南側は特に少ない。ホンシャクナゲがずっと続くが、思いのほか花芽が少ない。かき分けるところも出てくる。やせ尾根からは、釈迦岳方向、また、登ってくるときにもそうだったが、南方向の先に打身から蓬莱方向も望める。こちらは結構歩いたらしく、踏み跡を頼って進む。
久しぶりの訪問で、金糞までこんなに長かったのかなと思いながら進む。急な斜面を下り、崖っぷちから釈迦を見る。しばらく進み、なだらかな斜面に出ると縦走路に合流する。
釈迦岳
ここからはしばらくで金糞峠に着く。付近は雪が融け、地肌が出ている。日のあたるところである。すっかり乾いていて、適当に岩の上で昼食にする。その間、何人かの登山客が現れる。30分ほどの時間を昼食にあて、下山する。すぐに雪道になったが、それほどの深さ得なく、歩いた後もあって問題はなかった。深いところでも10p程度であった。
金糞峠を少し下りたところから振り返る
青ガレを過ぎ、大山口に出て、イン谷の駐車場所まで戻った。20台以上の車があった。
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作成日2020年2月23日