9)京都一周トレイル・東山トレイル(稲荷〜蹴上・清水山243m):2月11日 2020年山の記録に戻る、 1月の下旬に伏見稲荷から伏見桃山城を歩いた。今回は、稲荷駅から地下鉄蹴上までの東山を歩き、続きを加えた。途中、泉湧寺、今熊野観音寺、将軍塚青龍殿などの名所を通る。祝日とあって、たくさんのハイカーで賑わっていた。トレイルの展望所からは、先日降った雪で、比叡山や愛宕山にかかるの雪景色を楽しんだ。 守山駅(9:02)−京都駅(9:27、9:37乗り換え)−JR稲荷駅(9:42、9::44出発)−伏見稲荷大社−四ツ辻(10:10)−泉涌寺(10:31)−今熊野観音寺(10:38)−国道1号(11:17)−清水山(11:33〜11:55、昼食)−東山山頂公園(将軍塚)(12:08〜12:14)−大日堂(12:35)−地下鉄蹴上駅(12:48)〜山科駅〜守山駅 行動時間:3時間3分、歩行距離:10.5q 累積登高:581m 1月25日よりも1本遅い電車で、稲荷駅に着いた。人出は今回は少ない。コロナウイルスの影響も大きいのではないだろうか。マスクをしている人が多く、私もその一人だ。稲荷神社の本殿を過ぎたところで、紀元祭りが執り行われ、恭しい雰囲気だ。写真も撮れない。流れに沿って、千本鳥居をくぐる。神社や祠が続き、四ツ辻で京都トレイルの示方向に左折する。ここからはぐっと人の数が少なくなる。 途中も神社や、岩に装飾した祠が出てくる。ここを過ぎると、やっと稲荷から離れることができる。下った先の右手に細い階段があり、ここから小さな川を渡る。しばらくは街中、住宅街で、確かめながら進むことになる。地図無しでは戸惑うこと確実である。 ![]() ![]() 今熊野観音寺から、泉湧寺の墓地を迂回して本来のトレイルの道に合流する。15分ほど歩くと、京女鳥部の森に入る。 ![]() この森林帯で複数の歩きの人に出会う。いろいろなところから、トレイルに入ることができるようだ。平安神宮、知恩院などなどである。登りが続き、下った先が1号線である。常緑樹中心の森で、薄暗く、湿った感じがした。 1号線を渡るには、一旦道に沿って下り、派生する道を横切った先にトレイルの表示が出てくる。狭い通路と道の下部をくぐり、やっと1号線の反対側に出ることができる。信号もなく、YAMAPの案内とは違って注意が必要だ。 ここからやっと山らしい歩きになるが、低山で裏山の散歩と言った雰囲気だ。登山道ではあるが、実感はない。つづら折りに登れば、やがて穏やかな道になり、本道から離れた植林の中に清水山の山頂がある。見晴らしがなく、山頂表示のあるあっけないものだった。 ![]() 分岐点に戻り、横たわった丸太の木に座り、昼食とする。京都のハイカー二人と話をしながら、カップ麺、パン、バナナ、コーヒーといつもの内容でお腹を満たす。前を、ハイカーが次々と通り過ぎる。20分ほどの休みを取り、一番の眺望スポットである東山山頂公園、将軍塚青龍殿へ向かう。整備の行き届いた。昼食スポットでもある。 少し白くなった比叡山や愛宕山を確認し、展望台で、京都南の市街を楽しむ。 ![]() しばらく景色を楽しんだ後、トレイルの表示に従って、金網の左を通り、将軍塚青龍殿の下を粟田口へ向かう。樹林帯の中の雰囲気の良い道をしばらく下り、左手に急な道を下る。当初の道が崩れ、別途整備された道を大きく迂回し、下った先には大日堂があって、その前を通り過ぎて、大きな通りに出る。少しわかりにくいところもあるが、大きな車道を蹴上に出た。 ここから先、南禅寺から大文字への道は何度も通り慣れた道になる。 注釈: @伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、京都府京都市伏見区深草にある神社。旧称は稲荷神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社である。初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集める(日本国内第4位〔2010年〕)。現存する旧社家は大西家。祭神は以下の五柱。これらの神々は稲荷大神の広大な神徳の神名化とされている。主祭神である宇迦之御魂大神を中央の下社、佐田彦大神を中社、大宮能売大神を上社に据え、明応8年(1499年)に本殿に合祀された左右の摂社、田中大神・四大神とともに、五柱の神を一宇相殿(一つの社殿に合祀する形)に祀っている。稲荷神は元来、五穀豊穣を司る神であったが、時代が下って、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになった。 行程マップ ![]() (国土地理院の地図を引用) 2020年山の記録に戻る、 作成日: 2020年2月21日 |