8) 武奈ヶ岳 1214m :11月30日 二百名山、 2021年山の記録に戻る
3月の陽気の1日だった。全行程アイゼンを付けずに歩いた。連日の雨の後の雪道はべっとりとして、つるつるする。所々で雪面を突き抜ける。おかげで足への負担が大きくなった。山頂からは澄みきった青空に白い山容が目を引いた。北方向の山々は見ごたえ一杯だった。今年初めての1000m越えの山になった。
守山自宅(8:35)−坊村駐車場(9:25、9:34出発)−明王院(9:39)−夏道・冬道分岐(10:34)−(冬道)−合流点(11:00)−御殿山1097m(11:15〜11:20)−ワサビ峠(11:25)−コヤマノダケ分岐(11:55)−武奈ヶ岳山頂(11:58〜12:25)−コヤマノダケ分岐(12:08)−ワサビ峠(12:51)−御殿山(12:57〜13:00)−夏道・冬道・分岐(13:07)−(冬道)−夏道・冬道分岐(13:21)−明王院(14:03)− 坊村駐車場(14:08、14:18出発)〜自宅
行動時間:4時間34分 、歩行距離:8.2q 累積登高:1029m
登山口になる明王院の前を進む。昨年に修理が完成している。スギ林の急登が続く。倒れていた木々も多少整備が行き届いたか。1時間もすると、雪が見られるようになる。2日間の雨でだいぶ融けたか、登山道は雪無し。2つ目の急登になり、日当たりの悪い北面には踏み固まれた雪の上を歩くことになる。雨で固まり、つるつると危ない。今日はアイゼンなしで通そうと頑張る。ここを登り切り、しばらくすると一面は雪になり、夏道と冬道の分岐に着く。稜線を進む冬道を選ぶ。雪、泥まみれの登山道となる。歩きにくい急な坂が続く。登山道は、安曇川の対岸が見える道で、私は夏、冬ともこの道を選んでいる。途中勾配が急になり、雪のため足を取られる。合流点まで26分、この先は歩きやすい。15分ほどで御殿山に着く。西南稜線が続き、山頂が望める。武奈ヶ岳への稜線は見ごたえがある。振りかえれば、蓬莱山のゲレンデが真っ白だ。今年は、コロナ禍で、スキーのシーズン券を購入しなかった。
御殿山、後方は蓬莱山
御殿山から武奈ヶ岳
少し休んで先に進む。月曜日だが、登山客は多い。30〜50pくらいの積雪だ。注意深くワサビ峠に下り、最初のピークを目指して進む。稜線は雪はたっぷりの雪で、雨の後で重い。所々で足が突き抜ける。ピークからは武奈ヶ岳がすぐ目の前に広がる。3月の陽気で汗が思ったより多い。
山頂はもうすぐ、
御殿山から38分で山頂に着く。ここまでたくさんの写真を撮った。
山頂には5名ほどの人がいる。西風が吹き抜ける。東の斜面に陣取りたいが、一面雪で、仕方なく岩の陰で昼食タイムを取る。最後にコーヒを楽しむ。綺麗な青空、白い山並み、素晴らしい眺望だ。白山、能郷白山、分かりにくいが御嶽山が伊吹山の横に望める。東方向、琵琶湖越しに伊吹山、霊仙山、御池岳の鈴鹿山系が素晴らしい。
山頂。後方に白山、伊吹山、御嶽山ほか
白く輝く白山
昼食と眺望を楽しんだ後、元来た道を引き返す。帰りはもう少しスピードアップする。
山頂付近からの帰り道の風景
御殿山では写真を撮った後、すぐに下山する。下山も冬道を選らぶが、急坂で滑りやすくなっており、ストックの助けを借りた。その後も、登山客を追い越し、1時間53分で下山した。時間も早く、湖西道路付近、琵琶湖大橋付近とも渋滞にあわず帰ることができた。
行程マップ

(国土地理院の地図を引用)
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作成日: 2021年1月27日
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