24)釈迦岳1060m :2022年3月24日  2022山の記録に戻る 
 花を目当ての釈迦岳だった。ワンゲル道はなかなかのタフなコースで積雪や凍結時は注意が必要だ。花の情報には勝てず、後半の急坂を頑張った。細尾根を登りきった先は一面の深い雪だった。花の雰囲気はなかった。しかもここ数日に降った雪で踏み跡はなかった。ただ新しく積もった雪の下は固く勝手気ままに歩けた。踏跡は消えテープと軌跡を辿った。ワンゲル道のローブ場、カラ岳からの山腹は、固めの雪で助かった。歩きは、つぼ足で通した。キジ、シカ、花、ヒオドシチョウ、鳥、すべて撮影出来なかった。
 
 登山口近くの駐車場所(8:51)-細尾根・ロープ場の急登(10:42)-比良リフト分岐表示(11:02)-釈迦岳(11:15~1130)-分岐点(11:40)-釈迦岳からの合流点(12:14)-神璽谷合流点(12:53)-登山口(13:06)-旧リフト乗り場(13:09)-駐車場所(13:16)     
     行動時間:4時間25分、 歩行距離:6.40㎞  累積登高:826m  

川幅は広く、雪解けの水は多かったが丸太が3本かかっている。しばらくは広葉樹林、植林が続く。時どき木が途切れ琵琶湖と対岸が見通せる。1時間も歩くと細尾根になり、雪も深くなるが、登山道はそれほどでもない。吹きたまりの所はそっと通り過ぎる、岩場も現れる。最大の難所、ロープの張られたところでは、両手を使ってよじ登った。しばらくで、平坦な部分になり回り込むような格好で進む。旧比良リフトへの分岐に来れば山頂も近い。最近降った雪で踏み跡はないが下は硬くて山頂に向かって適当に歩く。山頂は開けており、振り返れば奥島やその奥に山並みが見える。突っ切れば北方向が開ける。東には武奈ヶ岳につづく山並み、東北には蛇谷ヶ岳に続く縦走路だ。パンでお腹を膨らまし、カラ岳に向かう。テープがあり、稜線を下る。目の前に鉄塔のある急なピークのコルに出る。電線跡が斜面委伸びている。ここから戻どるように斜面を歩く。道は雪の下、靴をけりこむ格好で斜面を歩く。硬ければ結構難しいだろう。一部融けたところもあるが、何とか乗り切った。釈迦岳からの下りの合流点からは道には雪がなくなる。山頂から45分、結構長く感じる。しばらく下った先がリフトの上部、ここから昔はゴンドラに乗り換えた。ごろごろした道に、猪が掘り返し歩きずらい。谷に入り神璽の滝を左手に下る。更に谷筋を右手に下ってしばらくで駐車場に着く。山中、誰にも出会わなかった。
細尾根のロ-プ場、見た目以上の壁

旧比良リフトへの分岐

山頂
山頂からの風景
 

カラ岳へ向かう。蓬莱山が奥に

コースマップ(YAMAPを引用)

(国土地理院の地図を引用)

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作成日: 2022年3月26日