11)山口県秋吉台 : 7月10日  元に戻る 2013年チョウ

以前から行きたかった秋吉台に行くことができた。オオウラギンヒョウモンは、今では、この秋吉台と阿蘇の山麓草原になってしまった。山口むしの会に連絡すると、快く案内をしていただく幸運に恵まれた。会長、副会長のご案内で、標高300mのカルスト台地をあちらこちらと探索した。広大な台地、ひとりではどうしょうもない結果となっていただろう。感謝の一言に尽きる。クロシジミも写真に撮ることができた。太陽の照りつける下だったが、しばし暑さも忘れて没頭した。
 早朝、5時13分発のJRで新大阪に出て、6:25のさくらに乗車、広島で乗り継ぎ、新岩国8:16到着、Iさんの車で、9時頃には秋吉台の駐車場に着く。広大な草原、早速観察に出かける。花を目当てに、北山に向かう。直ぐにアザミで吸密するオスのオオウラギンに出会う。開翅も撮れ、幸先の良いスタートだった。その後、あたりを散策、折角なので北山山頂(山というほどのものではない)に行く。ここでも、2羽見ることができた。ここからの眺めは抜群で、広い草原が一望できる。あまり上のほうでは出会える様子もなく、会長さんに連絡を入れていただき、各ポイントのスタートになった。まず、駐車場近くの、クロシジミを狙う。朝確認されたとあって、直ぐに見つけることができた。一人ならとてもこのようには行かない。広い、草原を効率よく回り、各所でオオウラギンの写真を撮った。午前最後には、新鮮な個体のメスの交尾の写真も撮れた。食事を近くの休憩所で取り、午後、何箇所かを追加した。考えていた以上にたくさんの数だった。メスが少なく、開翅の写真は撮れなかった。またの機会に訪問しよう。
 撮影の後、山口の浄瑠璃寺、岩国の錦帯橋を案内していただき、18:35分、ぴったりのタイミングで大阪に向かった。広島からは、結構込んでいたが、無事座れた。本当に暑い1日だったが、300mの標高の秋吉草原は比較的快適だった。
案内をしていただいた、会長のGさん、副会長にIさんに感謝いたします。充実の1日だった。

草原の風景

 

オオウラギンヒョウモン

     
     

クロシジミ

     
     

その他
ホオアカ、たくさんのジャノメチョウ、ダイミョウセセリ、オチャバネセセリ、錦帯橋等々。

     
     
 ホオアカ  カキラン  
     

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作成日2013年7月16日