13)宇治田原町(京都府) :2015年7月4日、クロヒカゲモドキ、ホソバセセリ、2015年チョウのページに戻る
 10日振りに再訪した。7月に入り、クロヒカゲモドキの時期になった。前日の昼間は晴れあがったが、今日4日は曇り空になった。現地に着いてしばらくすると空からぽつぽつと降りだした。チョウの姿は見えない。同じ場所に車を止め、草むら用の竿を取り出し、長靴に履き替える。飛び出すチョウは、イチモンジセセリ、ベニシジミなど、湿原付近でもクロヒカゲやヒカゲチョウである。カメラが濡れることを気にしながらの探索になった。時間も経過し、最後の挑戦で黒っぽいチョウが出る。後を追う。曇り空で気温が低いせいかすぐにとまってくれる。そっと近づくと、同じチョウが少し離れたところにいる。同じだ。じっとして動かない。期待一杯でファインダーを覗く。待望のクロヒカゲモドキだ。クロヒカゲやヒカゲチョウばかりだったがやっと期待がかなった。十分撮影する。少し追い払うが、すぐにとまる。時々羽を広げるが、開翅までにはならない。それでも角度を変え、撮影できた。ホッとした気持ちと念願かなった気持ちで戻る。帰りの道そばでホソバセセリが飛び出した。ジャノメチョウも飛んできて止まった。2時間くらいで切り上げ悠々と帰宅した。帰りの道で青空の無人野菜売り場でいくつか買った。オオヒカゲもいたが、撮影までには至らなかった。チョウの飛び回る天気ではなかったが、それでも、イチモンジセセリ、ジャノメチョウ、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、ホソバセセリ、ヒメジャノメなどが観察できた。
クロヒカゲモドキ
     
その他
         
ジャノメチョウ ヒカゲチョウ  クロヒカゲ  ホソバセセリ ヒメジャノメ 

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作成日:2015年7月4日