13)チョウ撮影(マキノ周辺): 2018年6月22日 2018年チョウのページに戻る
 3年ぶりでマキノ周辺をまわった。この時期はミドリシジミ類の季節である。マキノのミドリシジミが最初になった。2015年では開翅の綺麗な写真が撮れておらず気になっていた。梅雨の合間の絶好の日、長めの長靴を用意して同じポイントで撮影した。1本の木に、たくさんのミドリシジミが止まっていた。望遠を用意したがその必要もなく、あっという間に枚数を重ねた。粘った甲斐あって緑に輝く開翅の綺麗な写真を無事撮った。幸先の良いスタートになった。前回同様、多くのオオウラギンスジヒョウモンも吸蜜に訪れていた。  
ミドリシジミ
     
     

オオウラギンスジヒョウモンツバメシジミ

次に、近くのポイントに行ったが、かってウラジロミドリシジミを撮影したポイントであったが、種類も数も期待を裏切るものであった。荒れた様子は後戻りできないようだ。

ちょうどお昼になり、マキノ高原に向かった。さらさの湯の中にあるレストランで昼食にした。コーヒを飲んで少々落ち着き、黒河林道に向かった。一般車通行禁止の表示があり、その前の結構大きな空き地に車を止め、高島トレイルの黒河峠まで行くことにした。40分以上は歩くことになるが、この林道が今回のポイントである。行きはざっと様子見で歩くことにする。テングチョウが盛んに飛び交っている。谷筋のような所で、早々に止まってくれるシジミチョウがいた。ウラキンシジミだった。望遠で撮影した後、普通のレンズに替え、綺麗な写真を撮ることができた。
ウラキンシジミ

その後は、水音を聞きながら、ヤマツツジを楽しみ、トイレ設備のある三国岳からの下山口に着く。ここからしばらくで、乗鞍岳に行く登山口がある。まずそちらに向かう。周辺で、若い男性が7mはあるネットで盛んに活動中である。聞けばフジミドリシジミを狙っているとのこと。大きなブナの木ばかりで、私の持っている渓流竿では歯が立たない。届く範囲でちょっかいを入れる。一瞬、フジミドリシジミと思ったけれどトラフシジミだった。その後、狙いの一つ、ウスイロオナガシジミが撮影できた。こちらは望遠のおかげだ。
ウスイロオナガシジミ トラフシジミ

その後、三国岳からの下山口、さらに少し登ってみるが成果は今一つ。小休止を取る。
気を取り直し、渓流竿のお世話になりながら丹念に探索を続ける。結構、飛び出してきて撮影は忙しい。とはいうもののエゾミドリシジミばかりだった。まあ良しとするかと気をとりなおす。

エゾミドリシジミ
 

エゾミドリシジミの撮影の合間にも、ミズイロオナガシジミ、ウラクロシジミ、イチモンジチョウ、メスグロヒョウモン、ナミヒカゲなどが撮影できた。

         
 ミズイロオナガシジミ  イチモンジチョウ  ウラクロシジミ  メスグロヒョウモン  

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作成日: 2018年6月24日