17)甲賀市土山山内地区:11月29日 火頭古神社の紅葉、浄福寺他  2014年花・鳥・その他に戻る
甲賀市が、小学校区の範囲で23の自治振興会を組織している。高齢化が進む中、高齢者福祉や子育て、防災・防犯など生活に密着し、地域の実情に応じて地域で考え、地域で課題解決に向けた取り組みを行うことを目指した取り組みである。平成23年にそれぞれ設立されている。この1つ、山内自治振興会の主催による「山内名所ウォ−ク」に参加した。朝日新聞の湖国の行事案内で知った。いつもの山登り、鈴鹿武平峠への行く道でとおる場所であり、素通りばかりであった。絶好の機会と参加した。山内地域、1号線から507号線の入り口には、「情緒豊かな四季彩の郷 やまうち」との表示がある。火頭古神社は507号線沿い、橋を渡ったすぐに鳥居があり、石柱の神社の表示がある。境内は少し奥の階段を登ったところにあって、近くの人が交代で管理をしている。黒川の八王子明神の分霊で貞享八年(1691)に創られた。大宮大明神とも別称されていたが、明治初期、山名を社号とした。本殿は、国の登録文化財である。今回のウォ−クの中心である猪鼻は、旧東海道の休憩地(宿場)で街道の面影を色濃く残している。鈴鹿の関の手前の集落であって、歴史的な地域である。HPがあり地域のことを知ることができる。

山内地域振興センター(10:15)−やまびこドーム−火頭古神社(紅葉スポット)−猪鼻立場−浄福寺−子葉句碑−明治天皇聖跡−山内地域振興センター(13:35)

猪鼻立場:街道で人夫や旅人の休憩地。旅籠や商店跡。
浄福寺:医王山臨済宗東福寺派。僧洞成が開基(天正年間1573〜1591)。
火頭古神社:祭神は国鋏槌尊(くにのさづちのみこと)。貞享8年に鎮座。平成18年3月文化庁から登録有形文化財指定。
明治天皇聖跡:明治元年9月23日(旧暦)の御東幸の際、中屋の旅籠で休憩。
子葉句碑:赤穂浪士、大高源吾の俳句『いのはなや 早稲のもまるる 山をろし』 俳号子葉の句碑。

     
 非人施行田跡の石碑  火頭古神社、社殿  火頭古神社
     
 浄福寺の北面地蔵(子供が授かると言い伝え)  浄福寺内部  浄福寺内の古地図
     
 猪鼻村石碑  明治天皇聖跡とボランティアガイドさん  
紅葉(火頭古神社

     
     

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2014年12月1日