4)京都府立植物園 : 2014年花・鳥・その他に戻る
 @2014年3月24日

 A2014年4月16日

 京都府立植物園は、 京都市街北部の左京区に位置し、東は比叡山、東山連峰を望む。西に加茂の清流、北は北山の峰々を望むことが出来る。日本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に開園した。1946年(昭和21年)から12年間は、連合国軍に接収され閉園されたが、1961年(昭和36年)4月に再開した。園内には面積24ヘクタールの広大な敷地に約12000種類、約12万本の植物が植えられている。日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。園内のツバキ園やサクラ園は必見である。

@2014年3月24日
 京都府立植物園で、観覧温室の中に最近開設された高山植物室を見に行った。山の会の清水さんから、ヒダカソウが見られるとの情報である。温室の中の一角にある、咲き出したばかりの可憐な花に感動した。北海道のアポイ岳のどこか片隅で咲いているであろうが、盗掘によって絶滅の危機に瀕しているという。貴重な機会だった。一昨年に北岳へキタダケソウを見に行ったが、同じ系統の花である。
大阪からの男性と一緒し、この後も園内を一緒に見学した。この方は、ツバキに詳しく、100種以上はある、ツバキ園を解説を交えて案内していただいた。錦魚葉椿の葉は、金魚のシッポそっくりで印象的だた。有楽の豪華なピンクの花、縁取りの花など多彩である。また、山野草がある植物生態園でも詳しく話を聞くことができた。写真より見ることである。ユキワリイチゲ、ミスミソウなども写真におさめた。ミスミソウは、白、青、紫、赤と華やかである。ミズバショウ、ザゼンソウ、ミヤマカタバミも見られた。これから4月には、サクラの花が見ごろとなる。もちろん山野草もこれから華やかである。

観覧温室(高山植物室)

     
 ヒダカソウ  ヒダカソウ  クロユリ
     
 ヤマシャクヤク  ヒメシャクナゲ  サンインシロカネソウ
その他の園内
     
 カラミザクラ  ホソイザクラ  カワズザクラ(早咲き有名種)
     
 カンヒザクラ  アンズの白い花  ゲンカイツツジ(白)
     
  ゲンカイツツジ(ピンク)  梅林  ミスミソウ(赤)
     
錦魚葉椿(葉が錦魚のシッポ))   ツバキにメジロ 豪華な花 
チョウ
 
 テングチョウが多かった

A京都府立植物園2:2014年4月16日 
HPでメコノプシス ベトニキフォリア(通称 ヒマラヤの青いケシ)が咲いたとの情報を得て、3月に引き続き、京都府立植物園の観覧温室にある高山植物室を訪問した。青空のような素晴らしい花を見ることができた。他にもなどたくさんの高山植物が咲いていた。3月に咲いていたヒダカソウも1輪だけ残っていた。この仲間のキタダケソウ(洋種)は、満開であった。他には、レブンコザクラ、シレトコスミレ、ヤクシマヒメヒカゲツツジ、ヒメシャクナゲ、キバナカタクリ(アメリカ・カナダ産、日本では園芸用)、等々、貴重な花が一杯だった。園内は花で埋め尽くされていた。

高山植物室
     
 メコノプシス ベトニキフォリア(ヒマラヤの青いケシ)  キタダケソウ(洋種)  カナダゲシ
     
 レブンコザクラ  ヤクシマヒメヒカゲツツジ  キバナノカタクリ(カナダ・アメリカ)
     
 ヒダカソウ  コウライウスユキソウ  シレトコスミレ
     
 ヒメシャクナゲ  イワカガミダマシ  シラアオイ
     
 メコノプシス ベトニキフォリア(ヒマラヤの青いケシ)全体  コマクサ  ヤマシャクヤク
チョウと鳥
     
 ツマキチョウ(オス)   ツマキチョウ(メス)  シジュウカラ
他には、ヒメアカタテハ、テングチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミなど

その他の公園の花々
     
 モモ  ムベ  ニリンソウ
     
 イチリンソウ  エンコウソウ  ヒカゲツツジ
     
クロフネツツジ(気品がある)   バイモ  オキナグサ
     
 ホンシャクナゲ  サワオグルマ  シダレ&ヤエシダレサクラ

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作成日: 2014年4月17日