29)ハヤブサ観察:11月2日、 2018年花・鳥・その他に戻る
 
いつものように老犬の散歩に出た。足取りは遅く、息切れもある。コースは大体4コースくらい、調子が良いと大きく周回コースを取るが、ノリが悪いとスマホの電波塔の所でユーターンとなる。その時である。大きな獲物を足で引掛けた猛禽が塔の一番上のリング状にとまり、獲物の鳥を食べ始めた。朝食だろう。初めて見る光景になる。くちばしで翅を啄み、白い羽が風に乗って落ちてゆく。良い機会と、ワンちゃんを急がせ自宅に帰る。400oの望遠をつけたカメラを持って、その場に取って返して撮影に移る。ほぼ3方から見上げた撮影写真である。大きな黒い目、白い横縞、足まで横縞が入っている。サシバと一瞬思った。結局、本であれこれ探したあげくに、ハヤブサと判断した。岐阜城のある金華山に行った際、谷向こうの崖にあるハヤブサの巣かあって、その時に何とか撮影したが、近場で見たのはこれが初めてだった。鋭い目はいかにも猛禽といったところである。

     

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作成日: 2018年11月10日