4)開田高原マイアスキー場 : 2018年3月15日〜3月16日 2018年花・鳥・その他に戻る
 
3月に入り、急に温かくなった。20℃を超える日もあって、4月の陽気である。各地のゲレンデは1日
ごとに悪化をたどっている。シーズン券を買っている琵琶湖バレイも滑ることのできるゲレンデが少な
くなった。それではと言うわけでもないのだが、標高2000mの開田高原マイアに出かけることになった
。御岳山の山麓、噴火以来の様子も気になるところである。高校OBの登山会の派生活動として1昨年
からスキー活動が始まり、参加するようになった。当初予定は、15日開田高原マイア、16日野麦峠ス
キー場、後者は昨年のチョウ撮影で訪れた奈川と同じ住所になる。この山系、鉢盛山〜小鉢盛山に
続く位置にある。鉢盛山も2017年に登ったところである。期待のスキー場であったが、16日は雨、残念
ながら滑ることはできなかった。こちらは来年度のお楽しみになった。
 さて、開田高原マイアスキー場であるが、ウイキペディアに以下の説明がある。
「開田高原マイアスキー場(かいだこうげんマイアスキーじょう)は、長野県木曽町開田高原にあるスキ
ー場。「マイア/MIA」とは、ラテン語のMemoria In Aeterna[メモリア・イン・アエテルナ]の頭文字を並
べたもので「永遠に記憶に残る」を意味している。初級、中級、上級クラスのゲレンデを持つスキー場
である。御嶽山北東側山麓に位置し、ゲレンデ最上部は標高2,120mにあるため、非常に気温が低く、
また海から離れた内陸部のため降雪量は多く無いものの雪質は日本でもトップクラスのパウダースノ
ーである。まれに3月後半のシーズン終了間際にもふわふわの雪煙が舞い上がるパウダーを味わえ
ることもある。このスキー場の傾向としてスノーボードでカービングを楽しむ利用者が多くヘルメットを
装着して安全に配慮している利用者が多い。3基のリフトが設置されている。コースは全部で6通り、最
長滑走距離は3,200mになる。」
なお、野麦峠スキー場は正式には、信州松本野麦峠スキー場と呼ばれていて、ウィキペディアによれ
ば、「信州松本野麦峠スキー場(しんしゅうまつもとのむぎとうげスキーじょう)は、長野県松本市奈川
にある市営のスキー場。条例での名称は松本市野麦峠スキー場である。指定管理者は岳都リゾート
開発」とある。

@3月15日
自宅(5:50)−栗東集合(6:10)−栗東IC−中津川IC−19号線−号線−開田高原マイアスキー場(
10:40〜15:30)−野麦の里(17:00、宿泊)

早朝にTさんに迎えにきてもらう。集合場所に向かい残り3人と合流する。栗東ICから中津川ICまで高
速になる。途中2箇所で休憩を入れる。中津川からは、19号線を北上し、御嶽山に向かう20号線を走
る。その後も20号線で開田高原に向かう。途中、白く覆われた御嶽山が何度か見られる。道中、雪は
少ない。開田高原に入り、何年か前にチャマダラセセリのポイント(空振りだった)の近くからマイアス
キー場の表示に従って進む。道わきには残雪があるが、今年は本当に少ないとのことであった。この
1週間、4月の陽気の影響もあるだろう。予定の時間に到着し、準備を整える。2000円のリフト代を支
払い、早々にリフト2本を乗り継ぎ、ゲレンデ最上部に着く。ゲレンデからは乗鞍岳が目の前に展開し
ている。その右手に、奥穂岳、前穂岳、少し離れて、常念岳〜蝶ヶ岳と続く。昨年に縦走したばかりで
懐かしい。
 

一旦はすぐ横のゲレンデを滑る。コースは大きく分けて2本あり、上部のみ、傾斜がきつい。最上部の
ところから先に進んだコースからは中央アルプスが遠望できる。一番高いところが木曽駒ヶ嶽だろうか
。中央アルプスの奥が南アルプスであるが、ゲレンデ最上部でも2100m、とても中央アルプス越しに南
アルプスは見ることができない。

ゲレンデは、昼近く、連日の高温で雪面はゆるく、滑りもままならない。それでま午前中1時間、午後、
2時間強を楽しんだ。お客さんは少ない。
乗鞍を背景に5人が

ゲレンデ最下部からの御嶽山

 無事に滑りを終え、松本市奈川に向かう。こちらも昨年の8月にチョウ撮影で通過したところである。
途中、高原の名物であるアイスクリームをおごってもらう。きそふくしまスキー場を横目に、361号線か
ら19号線に入り、藪原から26号線に別れる。境峠を過ぎたすぐの所から、右折し、数q走れば野麦の
里である。ペンションであるが、70代半ばのお婆さんと息子さんが歓待してくれる。料理もまずまず
、その量に驚く。明日の天気は雨、しきりに気遣ってくれる。温泉に入り、今日の反省、滑りのアドバイ
スと、皆でくつろいぎ1日を無事終了した。

A3月16日
野麦の里(10:00)−上高地沢渡−新安房トンネル−平湯温泉−ひらゆの森(11:00〜13:00、温泉&食
事)−高山西IC−清美IC〜東海・北陸自動車道〜多賀SA〜栗東IC〜自宅

夜半から雨、天気予報も昼までは雨、冷え込んで雪にとの甘い期待もくじかれた。ペンションには、ス
キー場から本日の休業が伝えられた。きそふくしまスキー場に行ってみるなどの案も出たが、結局、
高山周りで帰ることになった。26号線から、さらに上高地への158号線を走る。雨の道である。途中、
沢渡バスターミナルでお土産を買い、時間をつぶした。上高地への道は、冬季閉鎖、散策は釜トンネ
ルを歩く必要がある。158号を進み、新安房トンネルを抜ける。平湯温泉に出ると雪模様になる。トン
ネルを抜けると平湯温泉スキー場のゲレンデが目につく。時間が早ければ、さらに先のほおのき平ス
キー場で一滑りなどが頭をよぎる。11時に平湯温泉につき、少し土産物を探した後、ひらゆの森にて
温泉に入る。露天風呂を含め7つの湯、すべてに入る。ぬるい湯では寒さに負ける。雪が降りしきり、
風情はそこそこである。1時間以上の長湯のあと、食事にする。温泉は500円、これだけの湯に入れれ
ば格安である。施設内には土産物も多く、2時間程度は苦にならない。外の雪景色もなかなかである。

ひらゆの森、雪が降る

同レストランからの眺め

帰りの道路も雪はなく、すいすいと高山に出ることができた。ここからは高速道がある。清美を通過し
、東海・北陸自動車道を走った。多賀SAでえびせんを購入し、無事に2日間を追えることができた。来
年のスキー遠征を約束し、別れた。Tさん、運転ありがとうございました。

2018年花・鳥・その他に戻る

作成日: 2018年3月22日