2)びわこ地球市民の森(守山市):2019年1月22日、 2019年花・鳥・その他に戻る 近年、地球の温暖化の進行で、環境が劇的に変化している。水害や台風被害は極端な形で現れている。人間を含めた生物がその生存をおびやかされている状況になっている。地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出を抑制することが国際的な課題であり、温暖化対策が各国の協力で進められている。滋賀県でも、二酸化炭素の削減の一環として、緑の再生の事業を進めている。 私の住む守山市は、野洲川の改修によって不要となった旧野洲川の廃川敷地にびわこ地球市民の森ができた。県の事業であるが、住民にとっては身近にこの問題も考える実践の場であり、時代の子供たちへの教育の場でもある。ここでは、県民のみにとどまらず、全国、更には海外の人々にもその波及効果を考え、息の長い植樹運動を展開してきた。 多くの人たちは、この森を育てていくことが大切であり、地道に苗木を植え、大きく育て、鳥や昆虫などが暮らす豊かな生態系へと育てていくことを念願している。県の説明では、以下のエリアに分かれている。 1.大きさ面積:42.5ha、延長:3.2km、幅:100?200m 2.コンセプト 1) 生態系の形成に配慮したビオトープ空間の創造 2) 照葉樹の林と訪れる人たちが自由に楽しめる落葉樹の林や原っぱ形成 3.いくつかのゾーンに分け、次のように設定 @出会いのゾーン(エントランス・シンボルエリア) → 多様な森へのいざない、人と森との出合いの場 A里の森ゾーン(森の環境学習フィールド) → 四季の花や緑、木の実のある森の観察フィールド Bふれあいゾーン(水辺の環境学習フィールド)→ 流れ、池、湿地と森の生態観察ゾーン Cつどいのゾーン(集いと交流の広場) → 多彩な遊び、活動の出来る集いと交流の広場 ?ふるさとゾーン(現況保全のエリア) → かつての野洲川の河畔林(河原などに自生していた高木の林)が残されたエリア (滋賀県のびわこ地球市民の森より引用) 2)地球市民の森の四季ザクラ(守山市):1月22日 例年、四季咲きサクラは11月から翌年1月にかけ開花する。毎年のように四季咲きサクラの鑑賞に訪れていたが、ここ2年ほど遠ざかっていた。 今年は、守山市の環境審議会の主催する勉強会に参加した機会を利用して訪れた。今回の勉強会は大曲(おまがり)地区の進めるヘイケボタルの育成の勉強会であったが、活動・観察場所のすぐそばだった。このような活動が行われていることを知らなかった。 時期を過ぎた1月22日ではあったが、結構な花が残っていた。 2019年花・鳥・その他に戻る 2019年2月10日 |