20)余市岳 1,488m 百名山: 2006年7月9日、 日本三百名山に戻る

余市岳は、余市郡赤井川村と札幌市南区とにまたがる1,488mの山である。札幌市の最高峰。語源はアイヌ語の「ユオチ」(温泉が沢山在るところ)または「イオチ」(蛇の沢山いるところ)との説がある。日本三百名山、朝里岳(あさりだけ)、白井岳(しらいだけ)、余市岳の三峰をまとめて余市三山と呼んでいる。一般的な登山コースは赤井川村常盤に余市岳登山口があり、余市川に沿って林道を進み、朝里コースの合流点の展望台に出て、頂上まで約2時間で達する。

マウンテンホテル駐車場発(8:43)− 登山口(9:31)−見晴台(朝里コース合流点)10:36−余市岳山頂(11:27〜11:46、昼食)− 登山口(13:16)−(チョウ撮影)−1335 マウンテンホテル駐車場(14:16) 歩行時間 5時間10分 チョウ撮影含む

 小樽にてレンタカーを借り、余市岳登山口キロロリゾートへ走る。大規模リゾートの最上段のマウンテンホテルの駐車場に止め、早々に出発する。スキー場で冬は大賑わいだろうが、人はすくない。林道が登山口まで上がっている。登山口まで林道が3.9qとある。長い林道歩きだ。リフト下を横切り、沢に沿って登ってゆく。登山道は、スキー場右の沢沿いに登り10分で渡渉する。暫くは樺林の緩い登りが続き、稜線への急斜面になる。余市岳が見え始める。キロロリゾート上部全景が見渡せるようになり、笹薮とハイマツの緩い尾根の登りになって暫くで稜線1300mに出る。朝里コースが合流し、見晴台である。ここから標高1239mの北東コルまで下る。稜線歩きは気持ちが良い。北東コルで定山渓からの白ま井二股コースが合流する。余市岳への最後の登りになる。振り返るとゴンドラ駅から続く稜線が見える。見晴台から、山頂まで50分ほど、後方羊蹄山、札幌岳、定山渓神威岳等眺望は良い。帰りにはチョウ撮影に時間を使った。オオイチモンジを始めて撮影した。北海道のチョウ撮影の始まりと言って良いだろう。

     
 キロロリゾート上部全景    山頂にて
     
   小樽市内  

         
 エゾカンゾウ  オオバキスミレ    ハクサンチドリ  マイズルソウ
         
   ツバメオモト  ツガザクラ  ナナカマド  
         
 シラネアオイ  ミズバショウ      サンカヨウ
チョウ
     
 オオイチモンジ  カラスアゲハ  
他には、コツバメ、ギンボシヒョウモン、コチャバネシジミがいた。
行程マップ
国土地理院地図を引用
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作成日: 2015年4月24 日