295&296) 霧島山(韓国岳)1700m、高千穂峰(1574m) : 1999年11月3日   日本三百名山に戻る
 霧島山(きりしまやま)は、九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。北海道の大雪山と同様に霧島山という固有の山はなく、個々の山岳はそれぞれ個別の名称で呼ばれる。山岳群に加えて大小の湖沼群を抱え、高千穂河原やえびの高原、霧島温泉郷などの観光地に恵まれる。山塊の中心部は霧島錦江湾国立公園(霧島地域)に指定されている。日本百名山、日本百景の一つであり、2010年9月にはジオパークの一つとして認定された。
最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。霧島連峰の第一峰である韓国岳が山塊中の一峰であるのに比べ、高千穂峰は都城盆地他平野部から直接望まれ、都城盆地にしばしば発生する雲海に対し山頂部が島に見えることから霧島の名の由来ともなったとされる。天孫降臨神話の地とされており、山頂部にある青銅製の天逆鉾が、霧島東神社(きりしまひがしじんじゃ・宮崎県高原町鎮座)の御神体(社宝)として崇められている。有史以降も噴火を繰り返す活火山(気象庁の活火山ランク付けはB)であり、特に新燃岳と御鉢では活発な火山活動が続いている。
 北部は加久藤盆地、北東部は小林盆地、南東部は都城盆地、南部は高隈山地と姶良台地(シラス台地)、南西部は北薩火山群、北西部は肥薩火山群に隣接する。宮崎県えびの市、小林市、高原町、都城市、鹿児島県霧島市、湧水町にまたがる。日本でも有数の多雨地域であり、年間降水量は4,500ミリメートル以上に達し、このうち約半分は6月から8月に集中している。霧島山の北東山麓は古くから馬の産地として知られており、薩摩藩も多くの牧場を所有していた。明治維新後も多くの国営牧場が設置され軍馬が産出された。第二次世界大戦後は民間に払い下げられ牛や豚による畜産が盛んな地域となっている。また、茶(鹿児島茶)の栽培も盛んである。
 生物関係であるが、日本本土最南端の高山地帯であり火山地帯でもあるという特徴的な地域のため、明治初期から昭和初期にかけて多くの植物学者が訪れた。このためキリシマエビネ、キリシマノガリヤス、キリシマスズなど多くの植物が霧島山で最初に同定されている。日本において霧島山を南限とする植物はカツラ、ヒノキ、ウラジロノキなど100種以上あるのに対して、霧島山を北限とする植物はツクシチドリとツクシヒメアリドウシランの2種のみである。霧島山にのみ自生する固有種として、ノカイドウやクモイコゴメグサなどがある。
 古代から山岳信仰の対象となっており、中世においては修験道の霊山であった。10世紀中頃に性空が修行に訪れ、山中の様々な場所に分散していた信仰を天台修験の体系としてまとめ、霧島六社権現として整備した。軍神であるヤマトタケルを祀っていたことから、南北朝時代に勢力を伸ばした島津氏に信仰され、九州南部各地に霧島神社が建てられた。高千穂峰は、天照大神の孫であるニニギノミコト(瓊瓊杵尊)が、葦原中国の統治のために降臨(天孫降臨)した山であるとされ、『紀元節の歌』(作詞 高崎正風)にも「雲に聳ゆる 高千穂の」と愛唱された。なお、天孫降臨の地を宮崎県北部の高千穂町域に比定する説もある。山頂には、ニニギノミコトが降臨したときに峰に突き立てたとされる、青銅製の天逆鉾が立っており、山岳信仰(霧島六所権現)の舞台となった。かつて、背門丘(セタオ/セトオ。高千穂峰山頂と御鉢火口外縁東斜面との間にある鞍部、二つの峰をむすんだ稜線上の凹所)には、霧島岑神社(きりしまみねじんじゃ、霧島山中央六所権現/別当・瀬多尾寺)が鎮座していたが、噴火により社殿が焼失した。このため、山麓の宮崎県側に霧島東神社、狭野神社(さのじんじゃ)(共に高原町)、鹿児島県側に霧島神宮(霧島市)などに分社したとされる。霧島岑神社は、現在宮崎県小林市に遷座された。坂本龍馬が妻お龍と「日本最初の新婚旅行」としてこの地を訪れ、天逆鉾を抜いたことが姉乙女宛の書簡に残されている。
 登山であるが、新燃岳噴火の影響でしばらく登山禁止となっていたが、平成24年7月15日より解禁された。 標高は韓国岳より低いが急な斜面と石が大量に転がっているため、霧島連山中登山するのに最も苦労する。また、馬の背付近では御鉢火口縁がそのまま登山道になっており、特に風の強い日などは火口へ滑落する危険が大きい。これらの理由から、登山にはトレッキングポールを持参するのが望ましい。御鉢、新燃岳など霧島山系の火山活動の状況によっては入山が規制される場合があるので、気象庁の噴火警報・予報、鹿児島県霧島市の防災情報等を事前に確認しておく必要がある。2015年には火山情報が出ており、予断は許されない。私の登った1999年には、韓国岳から高千穂峰を縦走できた。(ウイキペディアより)

               
霧島山えびの高原からくに荘(8:00)−韓国登山口(8:10)−賽の河原−韓国岳(9:08〜9:15)−獅子戸岳(10:23〜10:33)−新燃岳(11:05〜11:10)−中岳(11:25〜11:30)−高千穂穂河原(12:00〜12:15)−高千穂峰(13:20〜13:25)−途中で遅い昼食−高千穂河原(14:20)〜タクシー〜霧島神宮駅(14:58着)
         歩行時間:6時間20分(休憩時間約55分を含む)

 前日、えびの高原に入った。宿泊したからくに荘は結構立派な宿である。朝食を取ったため、出発は8:00になってしまった。ビジターセンター方向とは反対に車道を歩き、登山口に到着する。硫黄山を左手に腹が紅葉で唐紅に染まることや、遠く韓の国(韓国)まで見渡せることなどが、山名の出来に挙げられる。 えびの高原のバスターミナルから県道を渡り、ミヤマキリシマの群落地の遊歩辿を進む 再び県道と今流する韓凶行山[‥バス停から行の硫黄の噴気が合万有ノ河原を過ぎ、濯木帯に入る上口口八了えぐられたこ坂がしばらく続くが丿見‥目まで令る二剛上が開け、韓国岳の巾頂前望まれる。振り返ると、えびの高原予1‐11‥紫池、不動池が胆卜に広が石上皿今日丿を過ぎると、しだいに左の爆裂火」]に洽う直線的な急坂どかりで近くに大浪池が、遠くに糾江湾に浮かぶ桜島の噴煙が見えてくるノペ合回からは火円沿いを、九合目からは溶岩のしを進み、大きな火口の縁にある韓国岳の最高点に立つ。新作にの火」」の奥にそびえる天孫降臨の山、高卜穂紆の秀沢な山穴にに息を飲むことだうっ。 火口の縁二洽ってしばらく歩き、ガレ場で右に木段をドる『しだいにえぐられた道となり、本の枝につかまって悪場を拉げる、片に琵琶池を見ながら流木のなかの平坦な道を進む。獅子戸岳へと令ヅ始め、…石場に出て流木を分ければ山頂に着く。こy一から眺める新作恍や鳥子穂紆の晏がコース中でもっとも豹し卜急坂をドリ、人幡出と新湯を祐ぶ十了路に出石 直進して、存にはキリシマミツバッスジで彩ら壮る山朧を直線的にひと登りすると新燃岳の北端に出る 足元にエメラルドグリーンに師く川面を見て火」]の東側を千円寸* 高原バスターミナル(20分j=韓国登山口(40分)五合目(40分)韓国岳(1時間15分)獅子戸岳(30分)新燃岳ぐ25分)中岳(50分)高千穂河原
甫端には山頂悍諏がある。 新燃洽の南端から左に折れ、草付きの緩斜面を下る。中岳との鞍部目着くと右に湯之野へ下る道加分かれる。ゆるく登り返し、なだらかな火口丘と浅い火]]がある中岳の東側に続く…に10原の這を、正面に問近に壮ついと高干穂紆を見て進か。ミヤマキリシマの多い平坦な道を南端まで行き、岩の多い急斜面をジグザグに下る。下りきると石畳の道になり、その先で三本に分かれるが、叫び會流して林のなかに入る。下り道の石径矢岳 A1132,たえ、うんざりしてきたころ丿局千穂河原の広場に出るノビジターセンターや売店があり、高了徳峰の登山口にもなっている。タクシーが常駐しており、霧鳥温泉郷やえびの高原などへ行くのにも便利である。 

         
霧島山群の中岳方面から望む高千穂峰は凛とした美しさよく目仁するシカ[霧島山群の野生動物]霧島山群では野生の動物を見かけることが多  い
い。本文で紹介したコース中二局千穂東神社から1時間ほどの森のなかでは、少グルしフで静かに歩けば必ずシカに出会えるだろう。変わった動作をしたり大声をあげたりせず、立
ち止まっていればシカも逃げずに大きな撞でこちらを注視する。また、えびの高原にある韓国荘の裏庭にはシカのほかにタヌキやイノシシも姿を見せ、来訪者を果ばせている。
九州自然歩道をたどって秀麗な天孫降臨の峰を越える 霧島山群の東南端口ある高士穂峰は東にI.玉石、西に御鉢の寄生火山を有する円錐火山。左右に均整のと
札た山容の美しさは、山岳景観の殼高傑作のひとつであろう。天孫ニニギノミコトが降臨さ札、その象徴として天の逆鉾が串頂にうづており神代の昔から崇拝されてきた。には西側の高子穂河原から往復する御鉢の火口の上に高千穂峰の山頂が頭を出す令山者が多いが、ここは束側の霧高六社権現のひとつ、霧高爽神社から登り、高千穂河原ヘドつてみよう。 高原駅からタクシーで霧鳥東神社の社務所前まで入る。杉の巨木に包まれた風格のある丹塗りの神殿の左側が九州自然歩道の起点になっており、山頂まで5ノの標識がある。 神社の杉林を抜けるとノロ然歩道は明るい照葉樹のなかのながらかな脊りが続くI野鳥も多く、ときおりシカの姿を見かける。右に杉林を見て尾根の北側に回り、照葉樹の密生した暗い森から明るい森へと進む。ゆるやかづ≒・だ道は、中間地点の2・5/標識を見るころには急坂になり、擬木の階段が続く モミやアカガシ、ヤマッバキの多い登路は、
9ご8ブ標識の広場付近からはミズナラの多い落葉樹の休に変わり、木段のジグザグの急坂を登り続ける。休を抜け、最初のカヤトのピークを過ぎると、南側か切れ落ちた狭卜稜霧島山群の中岳方面から望む高千穂峰は凛とした美しさよく目仁するシカ[霧島山群の野生動物]霧島山群では野生の動物を見かけることが多いい。本文で紹介したコース中二局千穂東神社から1時間ほどの森のなかでは、少グルしフで静かに歩けば必ずシカに出会えるだろう。変わった動作をしたり大声をあげたりせず、立ち止まっていればシカも逃げずに大きな撞でこちらを注視する。また、えびの高原にある韓国荘の裏庭にはシカのほかにタヌキやイノシシも姿を見せ、来訪者を果ばせている。九州自然歩道をたどって秀麗な天孫降臨の峰を越える 霧島山群の東南端口ある高士穂峰は東にI.玉石、西に御鉢の寄生火山を有する円錐火山。左右に均整のと札た山容の美しさは、山岳景観の殼高傑作のひとつであろう。天孫ニニギノミコトが降臨さ札、その象徴として天の逆鉾が串頂にうづており神代の昔から崇拝されてきた。には西側の高子穂河原から往復する
御鉢の火口の上に高千穂峰の山頂が頭を出す令山者が多いが、ここは束側の霧高六社権現のひとつ、霧高爽神社から登り、高千穂河原ヘドつてみよう。 高原駅からタクシーで霧鳥東神社の社務所前まで入る。杉の巨木に包まれた風格のある丹塗りの神殿の左側が九州自然歩道の起点になっており、山頂まで5ノの標識がある。 神社の杉林を抜けるとノロ然歩道は明るい照葉樹のなかのながらかな脊りが続くI野鳥も多く、ときおりシカの姿を見かける。右に杉林を見て尾根の北側に回り、照葉樹の密生した暗い森から明るい森へと進む。ゆるやかづ≒・だ道は、中間地点の2・5/標識を見るころには急坂になり、擬木の階段が続く モミやアカガシ、ヤマッバキの多い登路は、9ご8ブ標識の広場付近からはミズナラの多い落葉樹の休に変わり、木段のジグザグの急坂を登り続ける。休を抜け、最初のカヤトのピークを過ぎると、南側か切れ落ちた狭卜稜力二のハサミのようにも見える二子石
眼下の高千穂河原めざして下る徨と今入御池岸小池を返り迂る岩場をふたつ越してし卜行に出る.ノこの力二の(サミのような岩は、高卜穂峰頂しからも山麓からもよく川立ち、すぐ先でIS21卜のカヤトの斤にこつ.斤から下ンベ平川址で御池小学校への分岐、登り始めて皇千原分岐を通過し、丸太作りの鳥居をくぐる、火山砂の歩きにくい道どかり、イワカガミの多い胃峰を越せば急坂も終わりよ陥千穂峰の頂に述する.↓100ごを越寸標昌差を登り抜いたあとの雄大な展望に感動もひとしおだろう. 火山砂で滑りやすい木段を慎重にドり、吉昌神言の上宮跡仁出乙、伜門尾と呼ぶ鞍部から御鉢の火」]縁
を登り返し、馬ノ背をゆるくドつていく、内端から山腹の赤ガレた急斜面を浮石に注意してドリ、赤松林に人るとコンクリート舗装の遊歩道と
なり、占穴跡に出石上七砂利の辿をド牡ば、ビジターセンターや売店のある高千に穂河原に衿ぐ  


韓国岳山頂
韓国岳から高千穂峰と縦走路 狂い咲のミヤマキリシマ

獅子戸岳 御鉢の縁  高千穂峰から韓国岳と歩いてきた縦走路
 
   

行程MAP(国土地理院の地図を引用) 


日本三百名山に戻る

作成日: 2016年2月28日