3)斜里岳 1,545m 百名山: 2004年9月21日、 日本三百名山に戻る
 斜里岳(しゃりだけ)は知床半島にある火山。標高は1,547m。斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山に選定されている。清里町の観光スポットの一つになっている。古くはアイヌ語でオンネヌプリ(年老いた山)と呼ばれていた。シャリとはアイヌ語で「葦の生えた湿原」の意。山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰からなる。オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる。。火山の基底は直径約12km、活動時期は約30万〜25万年前で、中央火山は溶岩円頂丘となっていて、山頂には6個の爆裂火口がある。山頂は展望が広がっている。登山道は3つあるが、清里町側から登るルートが一般的で、途中で沢筋の旧道と尾根筋の新道に分岐する。登山口には山小屋「清岳荘」がある。車もここで駐車できる。(ウイキペディアより)
 北海道遠征、3山目の山である斜里岳、今回は旧道の沢筋を登り、尾根筋の新道を下りた。沢登りは結構スリルがあった。

川湯温泉(6:05620)-清岳荘(6:47)-下二俣(7:14)-7合目万丈の滝(7:45)-8合目(7:57)-上二俣(8:15)ー9合目(8:19)-馬ノ背(8:33)-山頂(8:45~9:00)-馬ノ背(9:10)-上二俣(9:27)-熊見峠(9:59)-下二俣(10:31)-清岳荘(10:58)
 歩行時間 3時間50分 

 川湯温泉を6:05に出発、登山口の清岳荘に向かった。車は1台のみ、ここの高度が680m、早々に出発する。林道を進み、下二又まで何回か渡渉する。ここが、沢を行く旧道と、熊見峠に出る新道の分かれ道だ。皆が行く旧道登りに、新道下りを選択する。旧道は次々と滝が現れ変化に富んでいる。30分くらいで着く万丈の滝あたりまでは特にスイスイだが、ここからは少々おっかなびっくりで注意深く登る。30分で上二俣に出て、沢から離れる。途中の霊華ノ滝は素晴らしい。上二俣からは急な登りになり、ガレ場が現れると登り切ったところが馬ノ背である。馬ノ背からは一歩きで山頂だ。夏ならば高山宿物が楽しめる稜線だ。山頂からは、360°の展望が開ける。知床連山、国後島、阿寒岳、明日登る羅臼岳、屈斜路湖が見えたる。眺望を楽しんだ後は、上二俣まで戻り、新道を熊見峠に向かう。ハイマツの中のアップダウンだが、展望に恵まれた稜線歩きは楽しい。峠からは、急な斜面で、ジグザグ道で歩きにくい道になる。旧道との分岐点に出て、下二又、渡渉を繰り返し清岳荘に戻る。今宵の宿、羅臼岳の拠点、ウトロへ向かった。ウトロで見た夕焼けは素晴らしいものだった。勿論、ウトロのオロンコ岩を登った。

     
 清里の宿舎からみた斜里岳  ウトロの夕焼け(前日)  ウトロのオロンコ岩とウトロ崎
     
 次々に現れる滝  同左  旧道の沢を登る
     
  霊華ノ滝 霊華ノ滝を登りきって  馬ノ背から山頂
     
 知床連山を見て(山頂)  阿寒湖周辺の山々  紅葉に覆われた山
     
 新道の稜線  続く稜線  

コースマップ


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作成日: 2015年3月19日