43)笠形山939m : 2004年4月18日 関西百名山、 関西百名山に戻る 笠形山(かさがたやま)は、兵庫県神崎郡神河町と多可郡多可町との境に位置する山である。標高939.4m。別名は播磨富士。関西百名山、近畿百名山、ふるさと兵庫50山の一つに数えられる。千ヶ峰と共に、笠形山千ヶ峰県立自然公園を形成している。 播磨富士で親しまれている笠形山は、千ヶ峰・笠形山県立自然公園の一部で豊かな自然が残されている。古くから信仰の地として地元の人々から親しまれてきた。姫路城の昭和の大修理の際には、笠形神社の御神木のヒノキを伐り出し、西心柱として使用された。この笠形山は、修験の山としても古くから人々の信仰が篤く、山ろくには、笠形神社・笠形寺を擁している。登山道は、笠形神社コースと仙人滝コースに分かれ、登りと下りで違う道を歩くことができます。 関西百名山の笠形山を訪れた。2004年は関西百名山を熱心に登った年で、計19山になった。この年、4月18日は神姫バスと神崎郡の合同企画のツアーであった。姫路からバスに乗り、設定コースは笠形神社のある瀬加からの出発で、グリーンエコ笠形に下るコースだった。山頂のアケボノツツジの鮮やかな色、下山したグリーンエコ笠形のこいのぼりが印象的だった。 守山駅(7:06)−姫路(8:58、9:38バスツアー出発)〜播但自動車道−瀬加(登山口)(10:57、11:03出発)−(大鳥居)−笠形寺(11:22)−笠形神社(12:00〜12:10)−笠ノ丸883m(12:44〜13:20、昼食)−笠形山山頂939m(13:41〜14:00、休憩)−分岐(14:11)−5合目(14:41〜14:51)−滝見台(15:14〜15:18)−扁妙の滝−グリーンエコ―笠形(15:30)−P(16:00出発)〜桜茶園〜姫路〜大阪〜守山駅) 歩行時間:4時間27分 (行動時間 5時間52分)、 姫路までは1時間50分、さすがに遠い。出発まで手間取り、参加者の多いツアーになった。高速道を進み、渋滞に遭うことなく、予定の瀬加についた。1時間20分、乗り物だけで3時間を超えた。注意は車の中で、地域の特徴や、名産などの説明もあって、意外に苦痛は感じなかった。コースは最もよく利用されるコースで、笠形寺、笠形神社がコース上にある。笠形山笠形神社の表示に従い、看板を左折する。大鳥居を抜け、参道を進む。スギ林の道が続く。大勢のツアー客が思い思いに歩く。笠形寺を見ながらさらに進むと駐車場である。さすがにペースはゆっくりである。急坂を登り切ると笠形神社である。ここで一休みである。 笠形神社で一休み、日差しのない木陰で 神社の西側から進み、仙人岩コース分岐が出てくる。丸太の急な階段を登ってゆく。次第に視界も広げ気持ち良くなる。 集落や山並みの展望 笠ノ丸では東屋もあって、トイレも利用できる。12:44、やっと昼食になる。山頂方向が望める。 昼食の後、しばらく進むと帰りのグリーンエコー笠形への分岐が現れ、一旦は鞍部に下り最後に登り切れば山頂である。目にも鮮やかなアケボノツツジが迎えてくれる。眺めも良い。 いずれも山頂写真 20分弱の休憩で、景色やアケボノツツジを楽しんだ後、元来た道を引き返す。10分強で分岐に戻り、西方向にグリーンエコー笠形を目指す。下りは順調、30分で5合目に出て休憩する。さらに20分強進み今日のもう一つの目玉である滝見台に着く。ここでは滝が遠望できる。また、山頂付近とは打って変わって、ヒカゲツツジが待っている。少し時間を使って写真を撮る。 扁妙の滝 ヒカゲツツジ ここからグリーンエコー笠形までは15分ほど、八重桜と鯉のぼりが待っていてくれた。 しばらく楽しんだ後、バスに乗り込み姫路に戻った。楽しい1日だった。 コースMAP 関西百名山に戻る 作成日: 2019年3月7日 |