201)ヒメヒカゲ  チョウの図鑑に戻る 
 
ヒメヒカゲ(姫日陰、学名:Coenonympha oedippus (Fabricius, 1787))は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウの一種。翅裏は茶色地に、中央に銀紋を配した金環の蛇の目模様がはっきりと並ぶ。後翅裏では前縁に1つ、外縁に沿って小大大小と4つの金環が現れ、地域によってはこの4連金環の内側には黄褐色の帯が並行にかかる個体群もある。近縁種にシロオビヒメヒカゲがいる。北海道にのみ生息し、斑紋はかなり異なるので区別は容易。主に乾性草原に生息するが、ゴルフ場の開発などによって絶滅に追い立てられている。成虫はあまり花は訪れない。幼虫の食草はヒカゲスゲ・ヒメカンスゲ・アオスゲ・ショウジョウスゲなどのカヤツリグサ科植物、まれにススキ。卵は食草の葉や茎、あるいは食草付近に独立して産みつけられる。年1化性で成虫は6〜7月にかけて発生。越冬態は3齢幼虫。分布は、ユーラシア大陸中北部に分布する。日本では生息地は局所的に分断されている。長野県以西の本州中部、近畿(まれ)、中国山地。分断されて生息しているためいくつかの地理的変異がある。
 ヒメヒカゲの撮影は、迷った挙句、三河地方に行くことにした。BS放送で 長ノ山湿原の放送があり、ここに決めた。調査の結果、あたりに湿原が多く、ヒメヒカゲもいるとのことで、合わせて対象にした。近場の清岳向山湿原、離れた葦毛湿原は都市型の湿原として良く知られており、興味を引いた。2012年6月下旬である。

   
       2012年6月29日 長ノ山湿原              同左                       清岳向山湿原

前翅、後翅それぞれの裏面での斑紋の数の組み合わせは、チョウの詳細ページ 2012年をご覧ください。 

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作成日: 2017年9月30日